何でも周到に準備するアメリカが、なぜかイラン攻撃は誰の目で見ても泥縄。

ベネズエラの大統領を拉致する作戦は見事だったが、空母を2隻派遣しているとはいえ、ハメネイ師を殺せば体制が転覆するだろうという希望的観測のみで突っ走ってしまった。イスラエルからの今やればイランの指導者を一網打尽にできるという悪魔のささやきで熟慮せずに始めちゃったのは明らか。「エプスタイン文書」の追及を躱すために別の大事を起したマッチポンプ説もあり得る。

 

かつてはCIAが得意とした民主化の土台作りをしていたのかどうかは定かではないが、かなりの軍事施設や艦船などを破壊したにも拘わらず、イランが屈服することはないだろう。何故ならホルムズ海峡閉鎖という途轍もなく強いカードを持っているからだ。英国やEUもそこに軍艦を派遣することを拒んでいる。当たり前だ。中東はNATOの管轄区域ではないので、自国のタンカーなどが切迫した状態にならない限り出ていかないのは当然。

 

イランの石油輸出の90%を担うカーグ島を空挺や海兵隊で占領する作戦が進行中とかなんとからしいが、仮にそれが叶って石油が売れないから国民生活が崩壊してもイランの国民は体制を非難するのではなく、アメリカが悪いと考えるだろう。その結果今の体制は維持されるだけ。淡水化システムを破壊したら瞬時にイラン国民は死に絶える。そんなことをすればいくら米帝といえども国際社会から非難されるのは必定。しかもイランはこれ以上攻撃されたらペルシャ湾岸諸国の淡水化システムを破壊し、死なばもろとも攻撃に出ることが可能だ。

 

もう完全に八方塞がり。トランプ詰んでいる。

 

ペルシャ湾の機雷敷設艦を撃破したというニュースは開戦からかなり後(3/11:ハメネイ師暗殺の1週間以上あと)。そんなのは開戦と同時に真っ先にやっておくべき最重要課題なのに。すべてが泥縄。浮遊機雷は普通のボートからでも流せるらしい。もはやホルムズ海峡は通れないのだ。あるかないかではなく、あるかもしれない、これが一番効く。

 

ケネデイ大統領暗殺はトランプ支持のMAGA派(Make Ameica Grate Again)の主張する「ディープステート」がやったという説があるが、今度は制御不能の暴走機関車のトランプが「ディープステート」に暗殺される可能性がるのではないかと私は推測する。

 

あれほど中国を刺激して韓国に配備した「THAAD」まで取り上げて持っていく(韓国怒ってるやろうなあ)くらい迎撃ミサイルの在庫はひっ迫しているようだ。イスラエルの核施設もイランのミサイル攻撃で被害を受けたと聞く。深刻なダメージではなかったらしいが「アイアンドーム」が機能しなかった、しかもそんな重要施設に?

 

数百万円で作れるドローン兵器「シャヘド136」なんてどれだけイランが秘匿しているかわからないし、米軍が精密爆撃するような施設には配備されてないだろうからいつどこで撃ってくるかわからない。

ドローンによるswarm攻撃と超音速弾道ミサイルの同時飽和攻撃されたら世界最強と謳われる米帝空母機動艦隊群ですら無傷ではいられまい。

 

そんなことしてるうちに精密攻撃や迎撃ミサイルを浪費したところで中国が台湾侵攻したらどうなるかなんてジャイアンレベルの頭脳しかないトランプ大統領は夢想だにしてないように見えるところが恐ろしい。

 

今こそ「ディープステート」の出番かも知れないと思っているのは私だけだろうか?