『GERBEAUD (ジェルボー)』は中欧で150年以上の歴史を誇りエリザベート王妃も
こよなく愛された事から『ハンガリーの至宝』と称されるカフェ。
こちらの老舗の味と文化をそのままに東京の青山でも味わえる事を知り今回訪問。
『GERBEAUD 東京本店 (ジェルボー)』
Aoビルの2階に去年の5月に移転してきて日本では珍しいハンガリー料理&スイーツが
味わえる今、話題のスポット。
シェフ・パティシエである柄澤忍氏はハンガリー人と日本人では同じものを食べても
味の感じ方が違うと考え、材料選びや配合には十分に気を使っていると言う。
老舗のお菓子を楽しむだけでなく本店と同じような雰囲気の中ゆったりとした時間を
過ごしもらいたい、そんな思いから店内は高級感のある豪華なインテリアを揃え
テーブルや椅子はハンガリー本店の物を輸送したのだと言う。
店内からは外の美しい景色と共に広々とした16席ものテラス席が望める。
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『ショムロイ・ガルシュカ(Somloi Galuska)』 700円
○商品説明
ハンガリーでは定番のお菓子で以前はトップをアイスで飾っていたが今は
クレーム・シャンティに変更したらしい。
厚底の丸みを帯びた可愛らしいグラスの側面からはシンメトリーに配置された美しい層が
グラスの輝きと共に顔をのぞかせている。
ヴェリーヌ仕立ての表面には金粉が散りばめられ、ラム酒に漬け込まれた大粒の
レーズンがトップを飾り高級感漂うスイーツに仕上げられている。
○構成(上から)
【胡桃(飾り)】→【レーズン(飾り)】→【クレーム・シャンティ(飾り)】→
【チョコレートムース(ラム酒入り)】→【バニラクリーム】→【ケーキクラム・レーズン・胡桃】→
【バニラクリーム】→【チョコレートムース(ラム酒入り)】
ラム酒入りの甘くて濃厚なチョコレートムースにふわふわでキメの細かい甘さ控えめな
バニラクリームが合わさると口の中でとろける美味しさになる。
中間層に配置されたレーズン・胡桃が複数の異なる食感と香ばしい風味を
与えてくれる。
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○商品説明
1885年に考案された代表作。エリザベート王妃も絶賛されたことで有名。
キャラメルがけした生地でデコレートしたチョコレートケーキ。
○構成(上から)
【ショコラプレート(飾り)】→【キャラメルプレート(飾り)】→【チョコレートクリーム】→
【チョコレートクリーム&スポンジケーキ 6層】
こちらのお菓子の特徴としては生地にイーストを使用しているらしく、パンのような
もちもちの食感と豊かな甘みが感じられた。
トップを飾るキャラメルがけされた生地はカットしようとすると硬すぎて下のケーキまで
押しつぶしてしまい各層の間からクリームがはみだし無残な姿になってしまう・・・
アメのようにあとあとまで口の中に残る事もあり、結局はケーキと一緒には食べずに
別々にいただいた。
食べにくさはミルフィーユ並なのでデートではセレクトしない方が無難かも(笑)。
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あわただしい日常から離れ数多くのオシャレな調度品に囲まれながら優雅な一時を過ごす
こんな癒しの時間も時には必要だよね。
ジェルボー 東京本店 (GERBEAUD)
住 所:東京都港区北青山3-11-7 AO 2F
電話番号:03-3499-0099
営業時間:平日11:00~23:00 日・祝11:00~22:00
定 休 日:不定休
飲 食:45席(店内29席、テラス16席)
備 考:ハンガリー(ブダベスト)に本店を構える老舗のお店。
地 図:東京メトロ「表参道」駅B2出口より222m(徒歩3分)