馬鹿みたいに、日記をつける。
ずっと心に蓋をしている。
娘の入院中、不安で苦しくて、
検査の結果が怖くて、震える思いの中、
娘と笑顔で折り紙してた。
油断すれば、涙が溢れでる。
私は、一体何を泣きたいのか‥‥
何度も自問する。
辛いのは、苦しいのは娘本人なのに。
娘は、普通にはしゃいで、不安を見せないようにしている。
私を気遣っている。優しい子だね。。
不安なら、泣いていいんだよ。
1日中泣いてもいいんだよ。
お母さんが、ずっと抱っこして聞いてるよ。
何度伝えても、大丈夫だよ!と笑う娘。
「あのね、死にたくないんだよ。お母さんと離れたくない。
でも、もしも死んじゃったら、またお母さんと一緒にいる所に生まれ変わるの。今度は、私がお母さんを産んでヨシヨシって、赤ちゃんのお母さんを私が抱っこしてあげる。次に生まれ変わっても絶対一緒にいようね。約束だよ。」
まだ6歳の娘が、そう言った。
なんて子だろう、、
涙が溢れて止まらなくなる。
私は、何が悲しいんだ。
この子は、どれほどの気持ちで腹をくくり覚悟をしているんだろう。
私は、本当に愚かだ。
命は、魂は終わらないと、
娘たちに教えてきた。
大好きな家族だった大型犬が死んだ時も、
義息子のお義母さんが亡くなった時も、
また、すぐ会えるんだよと。
娘の病は、子供にはとても少なく、
種類を書いたら特定できてしまうだろう。
今現在、発病している6歳は日本で1〜2名いるか、いないか。
普通通りの日常を過ごし、
娘が寝てから、旦那と話をする。
早めに、どこか旅行に行こう。
ディズニーランドに行きたがっていたから、夏休みで混む前にみんなで行こうか。
ムーミン谷にも行きたがってた。
免疫抑制剤のこともあり、混雑期や冬場は避けたい。
思い出作りみたいで、つらい。
今夜も、娘が宿題の音読を聞かせてくれる。
可愛らしい声で、感情のこもった言葉で、
上手に読んでニコニコしている姿、声。
気づかぬうちに心に焼き付けている自分に気がつき、ハッとする。
何をしているんだ私は。
この子は、ずっと前からいるのに。
今までも、これからも、必ずこの子の心も存在も一緒にいるのに。
愚かなんだ。
愚かな自分。
何を悲しむんだろう、私は。
娘は、小児科のお医者さんになりたいと、
病気になる前から言っている。
頭が抜群に良いから、きっとなれるよ。
あたしは子供が好きなの。
だから、子供を助けるお医者さんになりたい。子供の命を助けたいの。
きっとなれるよ。
自分が大変な思いをした分、心あるお医者さんになれるだろうね!
野口英世や乙武さん、パラリンピックの選手の話を聞かせた。
この先、この子の体の一部は失われるかも知れない。
医者になるどころではないかも知れない。
でも、無ければ無いなりに器用に生きられるんだよ。
その智慧と行動力とメンタルの逞しさを、
あなたに、知ってほしい。
そして、私も腹をくくる時なんだ。
私が涙を流す理由、わかった。
この子の目から光が失われることを、
この子が、様々な夢を諦めなければならなくなることを、
この子が悲しむ心を。
代わってあげられない苦しさから、
涙が溢れてくるんだ。
大丈夫。
必ず、必ず、このまま進行を止めてあげる。
あなたも、私も、
後悔しない人生を歩もう。
泣いたって、立ち上がる。
その繰り返し。
最悪なんて無い。
大丈夫。魂は終わらない。
でも、今世は、魂の入れ物を、
必ず守ってあげるからね。
頑張ろうね。