令和5年2月土曜健康サロン
テーマ:「昆虫礼讃」
講師:水前寺とうや病院 副院長 松永 敏郎 先生
一品料理:「昆虫クッキー」
2月の土曜健康サロンには14名の地域の方にご参加頂きました。
テーマは「昆虫礼讃」。
地球上のバイオマス分布から、
昆虫は地球上の動物の57%を占めるとのこと。
幼虫から蛹(さなぎ)を経て成虫になる完全変態と、
幼虫から直接成虫になる不完全変態があるそうです。
昆虫の中で馴染みがある「蝉(せみ)」。
その蝉の中で「奇数ゼミ(周期ゼミ)」という
不思議にも毎世代正確に17年または13年で成虫になり
大量発生する蝉が生息しているとのこと。
周期年数が素数であることから「素数ゼミ」とも言うそうです。
過去歴史上においても「蝗害(こうがい)」というものがあり、
バッタが大量発生することにより水稲や畑作物などが食い荒らされ、
食糧不足や飢饉をもたらしたそうです。(三国志の物語に出てきます)
現在では世界中で「昆虫食」に関心が寄せられており、
アジアでも中国では食用として取り入れられているそうです。
日本ではまだまだ認識しづらく浸透していないようですが、
驚いたことに熊本市内にも昆虫食の自販機があるそうですよ。
栄養部からの一品料理は
「昆虫食」の話に沿って「昆虫クッキー」
普段食べ慣れているクッキーに食用虫を混ぜ込んで可愛く仕上がっていました。
レシピはこちら↓
斬新な講話内容と珍しいレシピ内容ではありましたが、
参加者の方も興味津々で聴き入られており、
実際に食用虫の試食をされて
「意外に美味しい!」と感想を述べられていました(^_^)
食用虫は今回初めて見ましたが、
何事も経験!と感じた土曜健康サロンでした☆
地域交流推進室 た