《メランコリー》わたしを呼ぶ《アート》展 主観レビュー | パラレル

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松岡美術館で開催中の「わたしを呼ぶ《アート》古代エジプトの棺からシャガールまで」展でこれは、と思う作品、《メランコリー》の主観レビューをお届けします。

本作の中心に壊れた人形が描かれています。

人形の片足は取れ、兜が掛かっています。

しかも、室内のようで、背景は屋外です。

 

本作は、そのタイトル通り、「憂鬱」をテーマに描かれています。

人形はその象徴で、現代人の内面に潜む不安感や倦怠感を示していると考えられます。

 

つまり、壊れた人形は単なるオブジェではなく、「人間の内面」を象徴するモチーフと言えるのではないでしょうか。

浅井光男(1982)《メランコリー》松岡美術館