はらすまダイエット60日目
いったい何が原因なのですか?
これまで、メタボリックシンドローム(以下メタボ)とこれにまつわる特定健診・保健指導についてご説明しました。メタボは、血管が年齢より早くに、硬く・厚く・狭くなるために、血管が詰まってしまう心筋こうそくや脳卒中を引き起こします。
では、いったい何が原因なのでしょうか。なんとなく、肥るとまずいのかとはお気づきのことでしょう。肥る=脂肪組織が増えることですが、肥ることがそんなに悪いことなのか。そもそも脂肪細胞は、エネルギーを貯蔵する倉庫です。栄養を取りすぎたら、脂肪細胞は中性脂肪という形で貯蔵します。これまでの医学研究のなかで、何の変哲もない脂肪細胞が脚光を浴びることはありませんでした。
ところが、1990年初頭に、丸々と肥った脂肪細胞から、からだの働きに影響を与える悪玉物質が、じゃぶじゃぶ放出されていることがわかったのです。
体に悪さをする丸々と肥った内臓脂肪から放出される代表的な悪玉物質に、TNF-αがあります。TNF-αはインスリンの利きを悪くさせる物質です。インスリンは、膵臓から放出され、食事から消化吸収された血糖を肝臓とか筋肉に取り込ませます。TNF-αがインスリンの働きを邪魔すると、いつまでも血糖値は高いままになり、更に膵臓はインスリンを放出し続けることになります。膵臓が元気いっぱいでビビビ~とインスリンを出し続ければよいのでしょうが、日本人の膵臓はそんなに丈夫でないために、エンジンの空ぶかし状態が続くと、焼け尽きてしますのです。そうすると、膵臓からインスリンは全く放出されなくなります。この状態が、2型糖尿病です。(日本人の糖尿病にほとんどは2型糖尿病)つまり、血管を実年齢より早くに老化させる原因は、皆様の予想通り、ぽんぽこぽんのおなかにあるのです。
結局、内臓脂肪を丸々と肥らせると、血圧があがったり、血中脂肪が増えたり、血糖が上がったりして良いことはなにもありません。
これまで、メタボリックシンドローム(以下メタボ)とこれにまつわる特定健診・保健指導についてご説明しました。メタボは、血管が年齢より早くに、硬く・厚く・狭くなるために、血管が詰まってしまう心筋こうそくや脳卒中を引き起こします。
では、いったい何が原因なのでしょうか。なんとなく、肥るとまずいのかとはお気づきのことでしょう。肥る=脂肪組織が増えることですが、肥ることがそんなに悪いことなのか。そもそも脂肪細胞は、エネルギーを貯蔵する倉庫です。栄養を取りすぎたら、脂肪細胞は中性脂肪という形で貯蔵します。これまでの医学研究のなかで、何の変哲もない脂肪細胞が脚光を浴びることはありませんでした。
ところが、1990年初頭に、丸々と肥った脂肪細胞から、からだの働きに影響を与える悪玉物質が、じゃぶじゃぶ放出されていることがわかったのです。
体に悪さをする丸々と肥った内臓脂肪から放出される代表的な悪玉物質に、TNF-αがあります。TNF-αはインスリンの利きを悪くさせる物質です。インスリンは、膵臓から放出され、食事から消化吸収された血糖を肝臓とか筋肉に取り込ませます。TNF-αがインスリンの働きを邪魔すると、いつまでも血糖値は高いままになり、更に膵臓はインスリンを放出し続けることになります。膵臓が元気いっぱいでビビビ~とインスリンを出し続ければよいのでしょうが、日本人の膵臓はそんなに丈夫でないために、エンジンの空ぶかし状態が続くと、焼け尽きてしますのです。そうすると、膵臓からインスリンは全く放出されなくなります。この状態が、2型糖尿病です。(日本人の糖尿病にほとんどは2型糖尿病)つまり、血管を実年齢より早くに老化させる原因は、皆様の予想通り、ぽんぽこぽんのおなかにあるのです。
結局、内臓脂肪を丸々と肥らせると、血圧があがったり、血中脂肪が増えたり、血糖が上がったりして良いことはなにもありません。
はらすまダイエット50日目
健康診断の結果を説明できますか?
2008年4月より、メタボリックシンドローム(以下メタボ)を退治するための特定健康診断・保健指導が、健康保険組合の主導で開始されます。ところで、皆様は健康診断を毎年お受けになっていますか?
実際に健康診断を毎年受けても、病院を受診して詳しい検査を受けてくださいと結果報告を受けた人以外の方は、あまり深刻に健診結果を受け止めておられないのが現実ではないでしょうか。今回の特定健診の検査項目は、体重と身長から計算するBMI、お臍の高さで計った腹囲、血圧、血液検査(空腹時血糖・HbA1c・中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロールなど)、喫煙歴や治療歴などを含む問診になります。
BMIは体格指数といい、BMI=(体重kg)÷((身長m)×(身長m))で計算されます。身長170cm・体重70kgの人のBMIは、70÷(1。7×1。7)=24となります。25以上あると危険と判定されます。また腹囲は、男性85cm以上・女性90cm以上で危険とされます。
わかりやすい数字なので、腹囲85cmがひとり歩きしているのが現状です。男性のズボンのサイズで一番売れているのが腹囲85cmですから、おじさんの半数は腹囲85cm以上あるのです。問題は、血圧・脂肪・糖の三つの異常が重なっているかどうかなのです。同じ年齢で腹囲が同じ90cmの男性が二人いて、一方は血圧だけが異常、他方は血圧・脂肪・糖の三つとも異常とすると、どちらが早くに血管に老化(動脈硬化)がくるのかと言えば、三つとも異常の人であることがわかったのです。
さて、BMI25以上または腹囲男性85cm以上・女性90cm以上のかたで、血圧・脂肪・糖・喫煙のリスク要素が二つ以上あると、「積極的支援」、一つの場合は「動機付け支援」、これら以外の方は、動脈硬化に関しては危険性がないので「情報提供のみ」という三つの保健指導のグループに分けられます。
2008年4月より、メタボリックシンドローム(以下メタボ)を退治するための特定健康診断・保健指導が、健康保険組合の主導で開始されます。ところで、皆様は健康診断を毎年お受けになっていますか?
実際に健康診断を毎年受けても、病院を受診して詳しい検査を受けてくださいと結果報告を受けた人以外の方は、あまり深刻に健診結果を受け止めておられないのが現実ではないでしょうか。今回の特定健診の検査項目は、体重と身長から計算するBMI、お臍の高さで計った腹囲、血圧、血液検査(空腹時血糖・HbA1c・中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロールなど)、喫煙歴や治療歴などを含む問診になります。
BMIは体格指数といい、BMI=(体重kg)÷((身長m)×(身長m))で計算されます。身長170cm・体重70kgの人のBMIは、70÷(1。7×1。7)=24となります。25以上あると危険と判定されます。また腹囲は、男性85cm以上・女性90cm以上で危険とされます。
わかりやすい数字なので、腹囲85cmがひとり歩きしているのが現状です。男性のズボンのサイズで一番売れているのが腹囲85cmですから、おじさんの半数は腹囲85cm以上あるのです。問題は、血圧・脂肪・糖の三つの異常が重なっているかどうかなのです。同じ年齢で腹囲が同じ90cmの男性が二人いて、一方は血圧だけが異常、他方は血圧・脂肪・糖の三つとも異常とすると、どちらが早くに血管に老化(動脈硬化)がくるのかと言えば、三つとも異常の人であることがわかったのです。
さて、BMI25以上または腹囲男性85cm以上・女性90cm以上のかたで、血圧・脂肪・糖・喫煙のリスク要素が二つ以上あると、「積極的支援」、一つの場合は「動機付け支援」、これら以外の方は、動脈硬化に関しては危険性がないので「情報提供のみ」という三つの保健指導のグループに分けられます。
はらすまダイエット40日目
2008年4月から特定健診・保健指導がはじまりました!
前回、メタボリックシンドローム(以下メタボ)とは、“あなたの血管は実年齢と比べて早くに硬く・厚く・狭くなっていきますが本当によろしかったですか症候群”であると述べました。ひとは血管とともに老いると言われますが、ひとの寿命、特に健康寿命と血管年齢は大きく関係があります。健康寿命とは病気や痴呆、衰弱などで要介護状態となった期間を、平均寿命から差し引いた寿命のことです。寿命と健康寿命が、まったく同じであることが理想的な生き方であることに異論はないでしょうが、これがまたなかなか難しい。だから、できるだけ寝たきりにならないように、血管年齢を実年齢に保つことが大切なのです。
さて、2008年4月から、メタボ健診とも言うべき、特定健診・保健指導が始まりましたが、ご存知でしたか。厚生労働省は、糖尿病など生活習慣病の原因となるメタボに重点を置く新しい健診の方法を策定しました。目的は、実年齢と比べて血管がふけてしまう憎っくきメタボに待ったをかけるためです。腹囲(へそ回り)測定や「悪玉」とされるLDLコレステロールなど、いままでの健診になかった検査項目に加え、血圧や空腹時血糖、HbA1c、中性脂肪、HDLコレステロール(善玉)を調べる健診を年1回、40歳~74歳までの国民全員が受診することになりました。ただ検査をするだけではなく、検査の結果で動脈硬化の危険度別に3段階に区分します。そして、一人ひとりに、動脈硬化の危険度をお知らせして、危険度の高いと判定された方々には、生活習慣の見直しについて専門家による「積極的支援」プログラムを受けていただくことができます。
危険度を測る第一の検査は腹囲です。男性85センチ以上、女性90センチ以上の場合、血糖、脂質、血圧の基準値異常と喫煙歴の四つのうち、二つ以上が当てはまれば、この「積極的支援」の対象となります。
前回、メタボリックシンドローム(以下メタボ)とは、“あなたの血管は実年齢と比べて早くに硬く・厚く・狭くなっていきますが本当によろしかったですか症候群”であると述べました。ひとは血管とともに老いると言われますが、ひとの寿命、特に健康寿命と血管年齢は大きく関係があります。健康寿命とは病気や痴呆、衰弱などで要介護状態となった期間を、平均寿命から差し引いた寿命のことです。寿命と健康寿命が、まったく同じであることが理想的な生き方であることに異論はないでしょうが、これがまたなかなか難しい。だから、できるだけ寝たきりにならないように、血管年齢を実年齢に保つことが大切なのです。
さて、2008年4月から、メタボ健診とも言うべき、特定健診・保健指導が始まりましたが、ご存知でしたか。厚生労働省は、糖尿病など生活習慣病の原因となるメタボに重点を置く新しい健診の方法を策定しました。目的は、実年齢と比べて血管がふけてしまう憎っくきメタボに待ったをかけるためです。腹囲(へそ回り)測定や「悪玉」とされるLDLコレステロールなど、いままでの健診になかった検査項目に加え、血圧や空腹時血糖、HbA1c、中性脂肪、HDLコレステロール(善玉)を調べる健診を年1回、40歳~74歳までの国民全員が受診することになりました。ただ検査をするだけではなく、検査の結果で動脈硬化の危険度別に3段階に区分します。そして、一人ひとりに、動脈硬化の危険度をお知らせして、危険度の高いと判定された方々には、生活習慣の見直しについて専門家による「積極的支援」プログラムを受けていただくことができます。
危険度を測る第一の検査は腹囲です。男性85センチ以上、女性90センチ以上の場合、血糖、脂質、血圧の基準値異常と喫煙歴の四つのうち、二つ以上が当てはまれば、この「積極的支援」の対象となります。