図書館の評価 | 浪江のニガヨモギ

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福島第一原発から10キロにある実家を離れ…

避難民となって転々とすると、

いろんな街の図書館に行くわけですが

どこにいっても

うるさい。

本が読める環境じゃない。



ここは、遊園地か

ここは、喫茶店か

と思います。

図書館よりむしろ、喫茶店の方が静かなくらい・・・




「こんな大きな図書館なのだから、

一カ所でもいいから、静かなスペースを作れないのですか

(できないわけがない)」



と、館長や司書に提案するのだけれど

にべもない。



結局、

館長や司書の評価・出世は、

来館者数で決まるからなのかなあ?



都市部の人には分からないかもしれませんが

田舎は人口が少ないので

予約数や貸し出し数で

図書館司書の評価(本の選択の良し悪し)をしにくいのです。



予約待ち何十人ということは皆無 、

かつ

貸出期間が3週間もあったりします。



じゃあ、どうやって、関係者が評価を得て、

食い扶持を確保(身分保全)するかと言うと

アミューズメントパークのような

図書館を、

駅前のにぎやかなところに作り(それに設計段階から関わる)

来館者数をかせぐ

新聞や業界紙に載る。

「小さな町の図書館なのに、来館者数〇万人を達成した、あの館長さんですね」

と有名になる。

ということなのかなあ?



最近福島県内には以下のような新設図書館が多いのです。

子供図書館の上が

高ーい吹き抜けになっていて、

吹き抜けの先に社会人用の読書スペースがある図書館が。



んー、意味がよくわからない。




話を元に戻すと、

関東の図書館は、

静かなスペースが確保されてるところが多いですね。

ハード、ソフト両面で。

それは、「お静かに願います」と職員が注意しまくっても

来館者が減らないぐらいの人口があるからかもしれないし

文化的レベルの問題かもしれないし。




福島県内のうるさい図書館のどの館長と話しても

来館者数に対する下心が見え隠れするので

想像してみました。