そうか、鉄板か | 浪江のニガヨモギ

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福島第一原発から10キロにある実家を離れ…

ごく狭い範囲の線量を下げる話



福島第一原発周辺で働いている人が、

「俺の持ち場の周りは、鉄板を敷いていてるんだよ」

それで、線量はとても低いそうです。



その具体的数値を聞くとあまりに低いので、

鉄板の値段にもよりますが、

(別に地面を掘り返さなくても)、

放射線を手っ取り早く遮断できるもんだなと、

改めて思いました。

鉄板の下に砂利でも敷いて、鉄板をツルツルコーティングすれば

洗い流すのも簡単。




ある人は、今の除染を、太陽と人間になぞらえて

紫外線(放射線)を避けるために

太陽そのものを消してしまおうとしてるけど

そんなことしなくても、日焼け止めや日傘で足りるのにね

と。



ハナシは随分前に戻りますが、

福島から国道114号線を津島浪江方面に向かう

国道399号線との合流点近くに

検問がありました。

周りは20~30マイクロシーベルト毎時なのだけど

機動隊のバスや身分証チェックポイントに来ると

2マイクロシーベルト毎時くらい。

で、

5メートル動くとまた、20マイクロに跳ね上がります。



機動隊員の健康を考えて、

ピンポイントで、

随分こまめに除染したんだなあ

と思いましたが

手っ取り早い方法はいろいろあるんでしょうね



そこの周りは、山と荒地だったから

計画も実行も大変だったでしょうが

まあ、たとえ屋外だとしても、

10メートル四方ぐらいを低線量ポイントにするのは難しくないんですね。



広い範囲の除染はまた別ですが



じいさんばあさんが10年くらい住む小さな家なら、

今すぐにでも、できるだろうにねえ。




季節の変わり目で

最近まわりで葬式が多いので

そんなことを思いました。