15歳未満は | 浪江のニガヨモギ

浪江のニガヨモギ

福島第一原発から10キロにある実家を離れ…

警戒区域への一時立ち入りは

15歳未満には認められません。

だから、中学2年以下の子は

地震以来、浪江に入っていないです。

実際のところは

親が若い子を連れ立って、一時立入りすることは、まず無いので

未成年者はここ2年、浪江に入っていないと思います




放射能を避けるために遠くに転校したり

そのために夫婦で議論したりすると

子供は、

『避難しない派』の親の見方をする事が多いようですが

それは、

一度も

現実の、街や自宅を見ていないから、

というのが大きいかと思います。



町に人を縛り付けるために(?)

町は子供だけのアンケートを取ったりしていますが
http://www.town.namie.fukushima.jp/uploaded/attachment/81.pdf#search='%E6%B5%AA%E6%B1%9F+%E5%AD%90%E4%BE%9B+%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88'
とるまえから答えが明らかです。

子供は、浪江にしか住んだことがないし

大きな単位(億、兆)のお金の計算や

国と町の攻防・駆け引きや、

商売のからくり、社会の裏側は

わからないので

アンケートの自由筆記欄には

『浪江に帰りたい』

『浪江を元通りに』

『浪江の復興』

という型どおりの言葉が並びます。



2年間、

見ることさえかなわない浪江を、

これからどうにかしたい!というのは、

一見滑稽ですけどね・・・



震災特集で、子供が出てくる場面が多いと思いますが

警戒区域の場合は

以上の事実を踏まえて見て頂ければ幸いです。