八代のゆめタウンという商業複合施設に行きたいと考えていました。マイカーが中古の年代物だったため、なんとなく躊躇していたんですが、最近新車になったので満を持して行ってきました。

ブックオフにも行きたかったのでゆめタウンとの位置関係を調べていたところ、ゆめタウンとブックオフのちょうど中間地点に、殉教者の碑というワードを見つけました。すぐに歴史を調べて、その碑のいきさつを知り、自分の中にキリスト教やキリシタン、カクレキリシタンという独特な信仰についての興味が芽生えました。この芽がその日から1週間ほど私の頭を支配しました。そして結果的に自分の中にあった漠然とした神という存在が、今は消えています。

八代市に戻りましょう。運転や駐車が心配だったので、朝早く出発して、ゆめタウンの近くのコンビニに着いたのが朝七時半でした。とりあえずサンドイッチなどを食べ、ブックオフの場所を確認するため車を走らせました。

家電屋さんとくっついてます。駐車場にこっそり車を停め、歩いて例の殉教者の碑に向かいました。行って帰る頃にはブックオフが開店するだろうという算段でした。運動不足だからか歩くと太ももの脂肪が躍動し、痒くなりました。八代市の道には水路があり、一部溜まった場所に鯉がいました。誰かが食事でも与えるのか私が近づくと群がってきました。

道路にはこんな物も…

八代と言えば、カッパなんだと思います。中国から9000匹のカッパが渡来したらしいです。彼らは球磨川に住み着いたみたいです。9000匹て…よく受け入れたなと思います。 カッパとカッパ由来の苗字、治水の歴史は結構リンクしていることが多いので、調べると面白いと思います。海保の潜水士の方もカッパって呼ばれますよね。

殉教者の碑は教会の敷地内にあり、門は開け放ってありましたがその日はちょうどこれからサンデーミサがある時間帯って時でチャリで来たご婦人方が入口でおしゃべりなさってたので入る勇気がありませんでした。

この土地、この碑にまつわるお話は割愛します。

外からチラッと見て、すぐブックオフに引き返しました。曇り空で汗ばむ日でした。私服にちゃんとヘルメットをかぶって自転車に乗りキャイキャイしてる女子たちに和み、軽く喧嘩しながら朝の散歩をする家族を避けながら歩きました。地図を見ながら迷わないように大きい道路を行くのではなく、Googleマップに指示されながら歩いた方がいいことに気づきました。ブックオフを出てゆめタウンへ向かい、お目当てのカルディで買い物をし、必要なものも買い込んで早めに帰宅しました。

行ってよかったと思いました。無形のお土産というか、課題と、私の生活を楽しくさせる情報や気付きが多いお出かけになりました。八代市ありがとう。