34 ファウスト: 悪魔が自然をどう観察しているか、それに注意を払うことも無駄なことではない。
25-1 6/7 ※「ファウスト第二部」
(ゲーテ、岩波文庫)p361
35 憂愁は鍵穴から忍びこんだ。
25-2 6/7 ※「ファウスト第二部」
(ゲーテ、岩波文庫)p400
「パサージュ論 3」 讃歌 (26-1~11)
36 想起と目覚めはきわめて密接な関係にある。 p17 (26-1)
37 子どもは大人が決して出来ないことをすることができる。つまり新たなものを再認識することができる。 p20 (26-2)
38 歴史的唯物論の基本概念は進歩ではない。それはアクチュアリティーを呼び起こすことである。 p204 (26-3)
39 形象は、静止状態の弁証法である。
p212 (26-4)
40 規範はルネサンスによって初めて創り出された。すなわち最初期の資本主義によって創り出された。p217-8 (26-5)
41 弁証法的経験にとって最も固有なこととは歴史がいつも同じという見かけ、つまり歴史はくり返しにすぎないという見かけを追い払うことである。真に政治的な経験は、こうした見かけから絶対に解放されている。
P241 (26-6)
42 弁証法的な形象は一瞬ひらめく形象である。 p241 (26-7)
43 純粋な好奇心は悲しみから生まれ、悲しみを深める。 p264 (26-8)
44 パサージュもまた窓のない家である…(略)(真なるものには窓がない。真なるものは決して世界に開かれていない。)p298 (26-9)
45 S項扉:「歴史の残骸そのもので歴史を創造する。」p428 (26-10)
(レミ・ド・グールモン「第二の仮面の書」)
46 「真に普遍的なものの特性は、多産的であることだ。」ヴァレリー p225 (26-11)
※「パサージュ論3」(ベンヤミン、岩波文庫」)6/15