富山県のお酒!
お酒で日本列島をめぐる旅。16回目は富山県。富山の酒造りは、「原料に酒造好適米を使用する比率が8割以上」という酒造りにおける米へのこだわりが特徴としてあげられます。富山の日本酒は、すっきりとした飲み口のあとに、口の中に甘味が広がる淡麗辛口が特徴です。富山県の代表的なお酒をいくつかご紹介【満寿泉(ますいずみ)】「満寿泉」の特徴は、富山の海の幸・山の幸に負けないしっかりとした味わい。「満寿泉」は、日本酒好きのあいだで“吟醸の満寿泉”と称されるように、全生産量の4割を吟醸酒が占めます。吟醸香と旨味が溶け合った上品な味わいは、日本酒初心者にもおすすめできます。「満寿泉 濃醇原酒 酔」は、シリーズのなかでももっとも個性派のお酒。あえて香りをおさえることで、口に含んで初めて感じる濃厚な甘味と旨味、追いかけるように出てくるアルコールのインパクトが印象的です。【羽根屋(はねや)】「羽根屋」を育む富山県は、日本三名山として知られる立山を筆頭に標高2,000メートル以上の山々が連なり、伏流水が豊富に湧き出る名水の里です。代表商品「純吟煌火~きらび~」は、搾りたての純米吟醸酒を火入れすることなく瓶詰めした「純米吟醸生原酒」。「羽根屋」を全国に知られる存在へと押し上げた立役者です。夏の夜空に映える大輪の花火のように、生原酒ならではの甘味と旨味が口のなかへと広がり、すっと染み入るようにのどの奥へと入っていきます。【若駒(わかこま)】「若駒」はさっぱりとして飲みやすく、スッキリ辛口の日本酒。「日本酒は苦手だけど若駒は好き」という人もいるほど、すっと体に染み込んでいくクリアな味わいが魅力です。常温や冷やでもおいしいですが、冬場は温めて燗酒にするのがおすすめ。冷えたカラダを芯からじっくりと癒やしてくれます。「若駒」には、純米酒と本醸造酒がラインナップされており、純米吟醸酒は「八乙女」という別銘柄で製造されています。いずれも、しっかりとした味があり、引き立つ米の旨味が特徴的な日本酒です。【銀盤(ぎんばん)】「銀盤」に使われる米は、杜氏をはじめとした酒造りのプロが吟味を重ねた、日本酒造りに適した米だけ。富山平野の大地が育む「五百万石」や「富の香」をはじめ、国内有数の酒造好適米として名高い「山田錦」「雄町」を使用しています。「銀盤」には、日常の中に溶け込んで、飲む人の人生に寄り添うような普遍的な魅力があります。普段の晩酌はもちろんのこと、友人や親戚など、親しい人が集う場にもぴったりでしょう。【立山(たてやま)】立山酒造が蔵を構えるのは、砺波平野に広がる扇状地。美しい田園風景が広がる自然豊かな立地で、豊かな名水や、盛んな稲作など、恵まれた土地柄を活かした酒造りを行ってきました。蔵の名前をとった代表銘柄「立山」は、長年にわたって富山県の地元民に愛されてきた地酒であり、その味わいは、まさに至極。9割以上は地元で消費されるともいわれるほど県民からの支持率が高く、北陸エリアに旅行に行った際には、ぜひ味わってみたい日本酒です。