NHKの「コンテナ全部開けちゃいました!
〜北九州港編〜」を見ました。
コンテナへの積み込み(バンニング)をする熟練の作業員をバンナーと呼ぶそうですが凄い技を持ってました。
12.5メートルのコンテナ(40フィートハイキューブコンテナ)に、全長4.5メートルの車を5台積むのは、普通に並べるだけでは不可能です(4.5m × 5台 = 22.5m)。
しかし、プロのバンナーは「斜め吊り(アングル・ローディング)」や「2段積み」という凄技を駆使して、これを実現させます。
単に平らに置いては5台の車は入らないので、立体的に空間を使い切るのがポイント。
まず1台目は普通にリフトでコンテナにいれて天井ギリギリの高さまで上げて、ワイヤーで固定。2台目をその下に積み込みます。タイヤの空気を抜いて高さを稼ぐこともあるようです。それでも天井との隙間は数センチ。
3台目は、前輪または後輪をワイヤーやスチールラックで持ち上げ、前の車のトランクの上に次の車のボンネットが重なるように斜めに固定します。これが斜め吊り。これにより、1台あたりの占有長さを劇的に短縮できます。
4台目、5台目はバンパーを外し車内に収納して長さを短縮。1台目、2台目と同じように2段積みにすることで5台を1個のコンテナで運ぶことができます。
バンニングは、単なる荷運びではなく、パズルと物理計算を瞬時に行うプロの集団ということがよくわかりました!
