今日は「国民栄誉賞の日」です。
1977年(昭和52年)のこの日、2日前の9月3日に通算ホームラン数756本で世界最高記録を作った王貞治選手が、日本初の国民栄誉賞を受賞しました。
国民栄誉賞は、日本の内閣総理大臣表彰の一つで、前人未到の偉業を成し遂げ、多くの国民から敬愛され、夢と希望を与えた人に贈られる賞。
賞の運用は1977年8月に定められた国民栄誉賞表彰規程に従って行われ、当時の首相・福田赳夫により創設されました。
2023年9月時点で、27個人1団体に対して授与。うち12名は没後の受賞。2011年8月にサッカー日本女子代表が団体として初めて授与され、その対象は選手とスタッフの35名でした。
受賞した年齢では、23歳の時に受賞したフィギュアスケートの羽生結弦が歴代で最年少。これに対して、過去最高齢は89歳の時に受賞した女優の森光子。
過去には、2001年メジャーリーグで日本人選手史上初となるMVPを獲得したイチローや、2021年にメジャーリーグでイチロー以来2人目となるMVPを獲得した大谷翔平のように、国民栄誉賞の授与を打診されたが固辞した人もいました!