先日、御船のコストコの横を通ると平日ですが広い駐車場にはたくさんの車が停っていました。
現在九州には3店舗があり、新たに小郡に進出予定のようです。
コストコは会員制倉庫型卸売・小売チェーンで事業は拡大を続けており、2021年8月期の営業収入は1959億ドル(現在の為替レート1ドル=155円で換算すると30.3兆円)
その規模は日本国内最大手のイオンの約3倍です。
コストコのビジネスモデルはどうなっているのか?
たとえばウォルマートでは仕入れている商品点数が10万点以上、普通の総合スーパーは6万点以上を必ず仕入れています。
それに対してコストコは3700に点数を絞ることで1商品点数における仕入れの量を圧倒的に増やすことが出来ます。それによって安く仕入れ価格を下げることができます。
安く仕入れたうえに粗利は普通は3割乗せますが13%未満しか乗せません。
コストコに行けば売れ筋商品が最も安く手に入る信頼感がある。その信頼感に対してアメリカでは1万円を超える年間の会費を払っています。
コストコの営業利益の7割は会費収入。一般的な小売りのように物を売ってもうけるよりは、最も安いものが手に入るという信頼感を売っているというビジネスになっています。
コストコはものを売ってもうけるだけでなく、信頼感という付加価値を販売するようなビジネスモデルを持っていました!