一昨日は県立美術館で開催中の「超写実 ホキ美術館 名品展」へ出かけてきました。


いちばん近い駐車場は熊本城三の丸駐車場ですが、この日は高校野球の準決勝が開催されていて、予想どおり満車、二の丸駐車場は空いているとの事で回ってみましたがちょうどのところでこちらも満車の表示。


仕方がないので帰りかけましたが、ラッキーな事に何といちばん駐車台数の少ない城彩苑の駐車場が空いてました。


美術館へは最も遠い駐車場ですが、暑い中を久しぶりに歩いて、二の丸広場を横切って到着。




県立美術館の本館へ来たのは、やがて30年ぶりぐらいです。




「ホキ美術館は世界でもまれな写実絵画専門美術館として、2010年に千葉市緑区に開館。


そのコレクションは、日本を代表する現代作家たちによる、約500点の写実絵画から成っていて、本展覧会は、同館が所蔵するコレクションの中から厳選された64点の作品を展示。


ホキ美術館のコレクションは、これまで全国様々な美術館を巡回し、日本国内での写実絵画ブームを牽引してきました。


写実絵画とは風景や人物、静物などの対象を見えるままに描いた絵画のこと。精緻を極めたその画面は、写真と見紛うほどリアルです。


しかし、写実絵画は視覚的な正確さや再現性のみを追求しているのではありません。作家たちが対象と向き合い、膨大な時間を費やして描き出した作品は、彼らの思いを映し出すかのように、単なる「リアル」を超えた唯一無二の存在感と、見る者を圧倒する迫真性を有しています。」


以上、パンフレットより


超写実と謳っているだけにまさに精細。髪の毛の一本一本、衣服のシワにいたるまで写真と見紛うほどの精密さに驚きました。




瞬時に精巧なデジタル写真が撮れる現代にあって、一筆一筆、時間をかけて驚くべきリアルさで描かれています。


帰りは二の丸駐車場に城彩苑行きの無料シャトルバスがちょうど停っていたのでそれに乗って楽チンでした。


熊本では初の開催で、ホキ美術館で人気の代表作品に加え、2023年まで同館の常設展示「私の代表作」にて展示されていた最新の大作もあり、日本の写実絵画の「今」を堪能できました!