相棒シリーズや朝ドラなどにも出演している六角精児はバンド活動もしていてソングライターでもあります。


『六角精児の呑み鉄本線・日本旅』のキャスターとしても活動中で、番組の中でよく掛かる曲に「お父さんが嘘をついた」という曲があります。


よく出てくるフレーズは

〝若いころからの 偏食がたたり

尿酸値が異常に高い 痛風になったようだ

医者から食事制限をつげられる〟


旅先で夜の飲み屋を探してふらっと入ったお店で、地元の肴を食べながら呑んでる時によく掛かります。


先日の放送で初めて全編の歌詞を聴きました。


🎶 心の隙間を 突いてくる ギャンブルという名の射幸心

30年つきあって 確信がもてた 

そう 負ける 負ける どのみち負ける

深みに嵌まれば 性格が壊れる

 

今日もおいらは 何かに負ける 若いころからの 偏食がたたり

尿酸値が異常に高い 痛風になったようだ

医者から食事制限をつげられる


でも 好きな物は 中々止めれず

塩辛 エイひれ アン肝 このわた

今日もオイラは痛風におびえる

 

この頃 何かのはずみに 生活に余裕ができちゃった

飲み屋に行っても 好きなものが アレコレ頼める

でも 体を思うと 好きなものは頼めず

人に勧める魚卵やホルモン それをおいらは横から貰う 

 

カラスミ 全国の珍味 高まる尿酸 できる結石

結石が下りて震える尿道 激痛冷や汗 訪れる無力感

今日もおいらは何とか生きている♩


何とも心に(身に)染みる印象深いシュールで笑える歌詞。


「高血圧予防するために飲み食い我慢するくらいなら、降圧剤1錠飲んで好きなものを飲んで食った方がいい」「ビールを呑むために高尿酸治療薬を服用してきた」という医者もいます。


高尿酸血症は尿管結石のほか痛風腎や動脈硬化の原因にもなるので、尿酸値を下げる必要がありますが、それを薬に頼るか、食事制限や運動によるのかは本人の選択に委ねているという医者もいます。自分が食事制限できないのに、患者さんにだけ偉そうに勧められないからというのがその理由。


「整形外科医は太ってはいけない。患者さんに減量指示ができないからだ。」と教わった医者はこれを守って体重は学生の頃と大差ありませんが年齢とともに筋肉が脂肪へと置換されていきます。



高血圧や高尿酸血症に対する塩分制限や食事制限は、やる前から諦めているという医者も、人は易きに流れる。聖人君子でない医者が患者さんに指導するのは難しいと仰っています!(笑)