福岡県は「博多ラーメン」や「久留米ラーメン」に代表される全国有数のラーメン県。
一方で福岡県は全国2位の小麦生産県。しかし当時福岡県で栽培されていたのは主にうどん用の品種で、ラーメンの原料となる小麦粉のほとんどを外国産に頼っていました。
そこで県では、地産地消により福岡のラーメンの魅力を更に高めるため、福岡県農林業総合試験場で、全国に先駆けてラーメン用小麦の開発に挑戦し、平成19年度に「ラー麦」(ちくしW2号)を開発。
「ラー麦」は、麺にした時に、「コシが強い・歯切れがいい・色がいい」といったラーメンに適する特長を持ち、現在その特長から、ラーメンはもちろんやきそば、ちゃんぽん等の中華麺を使用した料理をはじめ、福岡名物もつ鍋の〆の麺にも使用されているそうです。
ラーメン用のために生まれた福岡県産小麦であることをアピール。「ラー麦」を“麺”に似せて1字で表現されています。
バリかたの博多ラーメンが食べたくなりました!(笑)