近年、QRコード決済(○○Pay等)の普及に伴い、飲食店や小売店などのあらゆる場所でQRコードを見かけるようになりました。

それ以外でも、各企業が製品の紹介やクーポンの配布、キャンペーンへの応募など幅広い用途でQRコードが活用されています。


しかし、お得を装った偽のQRコード付きチラシを配布し、読み取った先のサイトでクレジットカード情報を入力させることで、情報を不正に窃取する詐欺も発生しているそうです。



QRコードフィッシング詐欺は、「クイッシング」と呼ばれ、悪意のあるQRコードを使って、ユーザーから個人情報や金融情報を不正取得する手法です。


この種の詐欺では、犯人は偽のQRコードを作成し、それを公共の場所に掲示したり、メールやソーシャルメディアを通じて送信したりします。


ユーザーがこのQRコードをスキャンすると、偽のウェブサイトにリダイレクトされます。このウェブサイトは、正規のサービスのログインページなどに似せて設計されていることが多く、ユーザーがこの偽のウェブサイトで自分の情報(ログイン情報、クレジットカード情報など)を入力すると、その情報が攻撃者に盗まれてしまいます。


QRコードは便利なツールですが、フィッシング攻撃から身を守るためには警戒が必要です。QRコードをスキャンする前に、情報の発信元や信頼性を確認することが重要です!