昨日は大江にある熊本大学薬学部薬草パークに出かけてきました。




薬草パークは熊本大学薬学部(大江キャンパス)内にあって、薬学部の前身である官立熊本薬学専門学校の薬草園として昭和2(1927)年に開設。保有する植物数は1500種あまりで、日本薬局方に収載されている生薬の基原植物も多く保有されているそうです。



展示植物には園独自のラベルを設置し、見学しながら様々な情報が得られるよう工夫されています。いつでも自由に見学できますとの事だったので見学してきました。




ナンキンマメ(落花生)にもちゃんと薬効がありました。



ゲンノショウコは聞いたことがあるような気がします。



巨大なウチワサボテン



ビールの苦味の原料のポップ。初めて見ました。



こちらはヒマラヤザクラ

ネパール、インド北部、中国南西部、ミャンマーなどの寒冷地に分布していて花期は12月。



熊本市の「ひご野菜」に選定されているハスイモ。葉柄を酢の物やサラダ、味噌和え、煮物などにするようです。



アジサイ科のアマチャ。成分の(+)-phyllodulcinは砂糖の400倍甘く、糖尿病患者や肥満症の人への砂糖の代用とする他、家庭薬の矯味料、口腔清涼剤、菓子、たばこなどの甘味料としても用いるそうです。



ここはミントなどのハーブ系のエリア




こちらは水生植物のエリアです。




ウバメガシは材が極めて重いため、薪炭材として有用で、備長炭は煙が少なく火持ちが良いため焼き鳥屋やうなぎ屋で重宝され、高級炭の代名詞になっていますが、中でもウバメカシの備長炭は最上。



カナダや北米東部に分布しているサトウカエデ。樹液からはメープルシロップが取れます。



大きな樹々が中心の樹木園






かなりの種類の植物をゆっくり見ることが出来て面白かったです!