先日「滝藤賢一が行く!南アフリカ珍奇植物紀行」を見ました。



俳優・滝藤賢一は芸能界屈指の植物マニアとして知られていて、10年来の筋金入りの世にも不思議な珍奇植物愛好家だそうで、憧れの地は南アフリカ。生息する植物の大半がここでしか見られない固有種で、世界中の愛好家が集う一大聖地だそうです。



アフリカの荒涼な大地に圧倒的迫力で自生する珍奇植物の数々との出会いを求めて、滝藤賢一が旅をする番組でした。


その中で中でも興味を引いたのが「ナマクアランド」というところに自生している通称「ハーフマン」という植物。  


「ナミビアの先住民 ナマ族」が民族争いで南アフリカに逃れた際に前向きに生きることをせず、自分たちの境遇を憂いたそうで、その人達が神に咎められ植物にされたと伝わっているのです。(人間が植物にされたからハーフマンなんですね)


せっかく神様が新しい地での生活を与えようとしたのに、故郷に未練を見せたのがいけないということなのでしょうか。



ハーフマンは北に花の咲くてっぺんを向けます。ナマ族の故郷ナミビアは、彼等がたどり着いた地の真北に位置しています。

植物になってもなお故郷の方角を見つめ続けるハーフマンの姿、ナマ族の人々に神聖視されるのも納得です!