大相撲初場所七日目の昨日は行司さんが土俵上で力士とぶつかって倒れて烏帽子、草履が外れるというハプニングがあったり、結びの一番では横綱 照ノ富士が平幕 正代に敗れる波乱もあって館内は大いに沸きました。


ところで平幕(横綱、大関、関脇、小結以外の幕内力士)が横綱を倒すと「金星」と呼ばれます。


力士にはその番付に応じて給料が設定(十両、幕内)されていて、月給として受け取っています。そして、これとは別に成績に応じたボーナスが支払われ、これは「力士報奨金」と呼ばれています。


たとえば, 勝ち越し 1 点につき 0.5 円,  「金星」 をあげると 10 円, 幕内優勝をすると 30 円, 全勝だと 50 円 というように積みあがり, 負け越しても休場して も減ることはなく、実際にはこの持ち給金を 4000 倍した金額が力士たちに本場所ごと支払われています。


しかも金星の報奨金は一時金ではなく、引退するまで給与に加算されることになります。ただし、幕下に陥落すると金星の報奨金は支給されません。


昨日横綱に勝った正代は懸賞金をガッポリもらって、しかも金星獲得で毎場所後に24万円が報奨金として加算されることになります!