ちょうど今は薪ストーブのハイシーズンで、毎日焚いているので灰も溜まり、3日に1度はストーブの床の灰を片付けています。



そんな厄介ものの木灰ですが、木灰は昔から肥料などで利用されている身近な資源。植物の生育に欠かせないカリウムやリン酸を含み、酸性土壌の改良効果もあります。


木灰にはカリウムなどのほか、葉や茎を丈夫にするケイ酸も含まれているそうで、有機JAS認証を受けている農家が使っても認証に影響はなし。東海大農学部の学生の研究では、木灰をまいた畑で育てたサツマイモと落花生の生育や味は、化学肥料で育てたものと大きな差はなかったそうです。


日本は化学肥料の原料を輸入に依存しており、ウクライナ侵攻や円安などで肥料価格は高騰。農林水産省の農業物価統計によると、22年夏以降の価格は、20年の1・5倍前後で推移。国は国内資源の利用拡大を目指しているそうです。



これまで、木灰は、廃棄物として処理されていましたが、有効活用すれば循環型農業の推進にも役立つかも知れません!