昨日夕方テレビを見ていたらニュース速報が出たので、また地震かなぁと思ったら八代亜紀死去のテロップ、一瞬わが眼を疑いました。


1971年(昭46)にデビューし、73年に出世作「なみだ恋」を発売。その後「愛の終着駅」「もう一度逢いたい」「おんな港町」「舟唄」など数々のヒット曲をリリースし、80年には「雨の慕情」で第22回日本レコード大賞の大賞を受賞


絵画でも活躍し、画家の登竜門とも言われる世界最古の美術展であるフランスの「ル・サロン」で5年連続入選を果たして永久会員に。2010年には、歌唱技術が認められて文化庁長官表彰を受賞。

芸能生活50周年を迎えた21年には、第42回松尾芸能賞大賞を受賞。


八代亜紀の唄と言えば、高倉健・倍賞千恵子主演の不朽の名作「駅/STATION」のワンシーンを思いだします。

赤提灯カウンターで、テレビから流れてくる八代亜紀の「舟唄」。

「あっ、この唄、わたし大好き」と倍賞が言う。

この場面の「舟唄」何度見ても最高です!



八代亜紀の歌の中で私のいちばん好きな「ともしび」を聴いて彼女を偲びたいと思います。


「ともしび」 

  作詞:悠木圭子
  作曲:鈴木 淳


あなたの命の ともしびが
もうすぐ消えると 聞かされた
ああ編みかけの カーディガン
それが出来たら 夜明けの釣りも
もう寒くはないねと
細くなった手で
私の手を握る あなた・・・
明るく笑って あなたをだまし
ただ祈るだけの 私でした


なんにも知らずに この春の
桜の花びら 散る頃は
ああ教会で 鐘が鳴る
白いドレスの 花嫁衣装
早く見たいと はしゃいで
細くなった手で
私の手を握る あなた・・・
どうすればいいの 何が出来るの
ただ祈るだけの 私でした


あれから二度目の 春が来たけど
私の中に生きてる あなた・・・



合掌!