お正月に落語や漫才などのお笑いの番組は欠かせませんね。


私が忘れられないのは昭和の漫才師「中田ダイマル・ラケット」



上方で活躍した兄弟漫才師で本格的な「しゃべくり漫才」の真価を発揮し、『スチャラカ社員』にも出演していました。


掛け合いの丁々発止のようなスピード感、フレーズのセンス、会話の内容、ダイマル・ラケットそれぞれのパーソナリティの旨味が凝縮されています。


大きな話の流れの端々に、ダイマルが突然笑って誤魔化したり、脈絡なく歌いだしたり、もみ合いになったり、ダイマルの提案に呆れて、ラケットが高座から逃げようとしたり、ダイマルのギャグにラケットが噴き出して崩れながら本気で笑ってしまうなど、ナンセンスな動きが笑いをより誘いました。


正統派のしゃべくり漫才とはひと味違って、ドタバタ系も少し入っていて楽しいお笑いでした。

YouTubeにいろいろアップされているので時々見ては楽しんでいます!