小学生のころよくやった遊びに「馬とび」がありました。

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馬とびは子供の中では結構荒っぽい遊びのひとつです。

遊び方は、ジャンケンで馬チームと馬跳びチームに分かれます。各々4、5人づつが一番いいです。
馬が長くなると跳ぶ側はそれだけ勢いよく跳ばなければならないし、馬側はその衝撃に耐えなければならないので…

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まずは広場の傍らに、寄りかかれるような太い木か柱か壁のあるところを探します。
馬側の1人がそれを背にして広場に向って立ちます。馬の首にあたるポジションです。
一番目の馬になる子が、その立ってる子の股に首を突っ込んで下を向いて踏ん張ります。二番目の馬の子は一番目の馬の子の尻の後ろから首を突っ込んで、同じく前の馬の足を抱えて踏ん張ります。
以降、同じく前の馬の尻に次の馬が首を突っ込んで踏ん張り、こうやって首以外の子はすべて馬になり、全員が首を突っ込んで馬になったら準備OKです。

馬跳びチーム側の子供は馬の最後尾側から小走りに走って、
1回だけ馬の背に手をついて跳び箱の要領で馬の首に向かってポーンと跳びます。
できるだけ馬の首のそばまで跳んで、次に跳ぶ子のスペースを確保します。
馬が長ければ長いほど、勢いをつけて跳ばなければなりません。
そして、跳び乗った後、わざと揺さぶって馬をつぶしにかかりまが、あまりしつこくやらないのが暗黙のルール。
跳ぶ側が失敗して馬から落ちたら跳ぶ側の負け。跳び乗られて誰かがつぶれれば馬側の負け。
全員が順々に跳び乗って、馬側もつぶれたりしなければ、「馬の首の子」と「馬とび側の最後尾の子」がジャンケンをして勝てば、また跳ぶ側になれます。

馬はしっかり耐えてつぶれてはいけません。馬跳び側は思いっきり跳びますが、目測を誤らないよう加減して上手く跳び乗ることが要求されます。
けっこう体力と根性と運動神経を養うのに役立つ遊びでしたヨ!(笑)