最近は清水翔太が6月27日にリリースしたニューアルバム『WHITE』を毎日聴いている。
清水翔太の楽曲は、10年前のデビューシングル「HOME」の頃から聴いていて、ツアーも毎年欠かさず行っている。とにかく彼の作る音楽が好きでたまらない。
だから1年に1回、彼が私たちに届けてくれるアルバムを初めて聴くときは、とても緊張する。
今回は、清水翔太自身がアルバムをリリースする前から、‘ニューアルバム『WHITE』は最高自信作だ’と言っていたから、大きな期待を持ちつつ、逆にその思いを自分が共感できなかったら・・という0.1%程のすれ違いの瞬間を怖がる自分もいた。
少し話は逸れるが、今の世の中テレビやメディアに出ていて、流行りとまで言われて注目されているアーティストや楽曲は、いい意味でも悪い意味でも分かりやすい音楽が多いと感じていて、その状況に違和感を感じていた。
確かに分かりやすい言葉で伝えることや、聴きやすい音楽も世の中に必要だとは思う。
だけど、音楽が持つ最大の魅力って、アーティストが考え抜いて書いた言葉や、メロディの深いところまで考えて、そこでリスナーと作り手の思いが繋がる瞬間だと私は思う。
今回、清水翔太のリリースしたアルバムには、そんなリスナーと作り手の思いが繋がる瞬間を想像できたし、制作にもそんな意図を感じた。
まず、アルバムのタイトルが『WHITE』ということで、彼自身が心を真っ白にして音楽と向き合うことで制作をしたものであると感じた。
また、それとともに私たちリスナーも普段持っているいらない邪念は取っ払って、自分自身の心を真っ白にしてこの音楽に向き合うべきだと感じた。
同アルバムを制作するにあたっては‘歌詞に重きを置いた’と彼も言っていたが、今まで多くの人が共感できるようなラブソングを歌ってきた彼が書いたとは思えないほど、数回聴いただけではとても分かりえない、いわゆる難解な歌詞が多かった。
清水翔太はデビューしてから今まで自分の好きなことだけをしてきたわけではない。
多くの人が共感するような音楽を長年の間、届けてきたのだ。
時には葛藤がありながらも、東京で10年間過ごしてきて、ファンとの絆をしっかりと作ってきた。
だからこそ今、アルバム『WHITE』をリリースし、
長年応援し続けてきたファンに向けて、少し難解な歌詞や音楽と真摯に向き合うという、
そんな愛が詰まった課題を与えてくれたような気がした。
今日は、アルバム『WHITE』の収録曲を、1曲紹介しようと思う。
Track.8の「Beautiful」だ。
あいつを悪者にした所で
君の心は奪えないんだろ?
傷ついた君が求める誰か
それでも、俺は嬉しい
愛のうた
歌い続けて
スクランブル
泳ぎ疲れて
それでも君の為だったら
まだ、歌うよ
You are beautiful
You are beautiful
抱きしめて その涙で
濡れたTシャツ胸元が
少し、冷たい
この楽曲を何度か聴いて、意図が分かった時には涙が出てきた。
私たちファンの曲であると感じたから。
アルバム『ENCORE』の時代をふと思い出し、少し懐かしさを感じるようなポップで温かみのある曲調になっているのだが、歌い方や伝え方には屈託のない今の清水翔太の魅力がたっぷり詰まっている。
まだまだアルバム『WHITE』を聴いていくし、これから新たに発見することもあると思う。
他の収録曲についても今後書いていくつもりでいるのでぜひ読んでほしい。
何より清水翔太のニューアルバム『WHITE』を手に取って、ぜひ聴いてほしい。
