12/26 渡辺美里 武道館ライブ2020 冒険者たち | 音楽・映画・スイーツをご提供致します。

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韓国映画、ドラマ、たくさん観たい!
渡辺美里、岡村靖幸、佐野元春、大江千里、EPICで育ちました。

2020年は渡辺美里さん35周年。

予定されていた全国ツアーは全て中止。

この武道館がきっとツアーファイナルだったのでは。

と想いを巡らせながら武道館に到着!



 

ソーシャルディスタンスを保ち、

チケットの半券は自分で切り、

手指の消毒スプレーは入場時と退場時も。


アリーナ席に着くと開演前のアナウンスは美里さんご本人!

会場がざわつきます。

そしてアナウンスが終わると拍手!

バックに流れているのは、

大好きなドアーズやピストルズやボウイ、
プライマルのROCKSでは身体がウネウネ。

 

大好きな音楽を聴きながら開演を待つワクワク感。

18時少し過ぎると客電が落ちた。

 

ステージの後ろのスクリーンにブルーと水色の銀河のような映像。

演奏と共に蝶が舞い、スーッと消えた瞬間、ピンスポがあたる。

♪はじめて~のtaste of kiss♪美里さん登場!

『虹をみたかい』!!!!!(即死)

 

美里さんが最強の選曲ができあがりました!とブログでも言ってた通り!

納得しながらも心臓撃ち抜かれたオープニング。

 

朝まで!かくれんぼ!フー!

(いつもは絶叫しながら人差し指突き上げて全員岡村ちゃんになる瞬間)

 

続いて『サマータイムブルース』

竹野さんのサックスを聴いてやっと夏の終わりを感じた気が。

『すき』では過去の美里さんの色んな写真が映し出され、

可愛い、美しい、かっこいい、美里さんの歴史を辿りながら聴いた贅沢な時間。

 

ここでMC。

ツイッターで、武道館に向けてのメッセージでも説明しましたね。

歓声をあげることはできないけれど、

LiveLoveLife、Love、Hang loose、

この曲好き!って思ったら手でハートを作ったり

小さいハートでゲッツ(笑)など是非参加してくださいね~。

 

今日ここに来てくださったこと、心から感謝しますと深くお辞儀。

戦ってきたココロがほどけました。(この言葉に泣けてしまった)

大きな拍手と共に真藤さんのエレピの前奏。

 

『ここから』

ララララ~で手を左右に振ったり、我々が歌えない分、真藤さん、奥野さんがコーラス。

そんな日もあったんだと 笑いあえる時が来るかな

どんなときも未来を信じる気持ちを失わないから

今の私達にメッセージをくださるような歌い方。

 

そして寒くなると聴きたくなる『悲しいね』

トミーの安定したベースがAメロの歌のバックで切なく響き、

サビ前のドラムからのベースのうねりとキメのギター、間奏の竹野さんのサックス。

歌だけではなく、演奏も一流でドラマチックな曲。


35周年、節目の年、そしてアルバム『tokyo -30th Anniversary Edition-』の発売、

その中から『バースデイ』

ギターの藤井謙二さんとの初ステージも武道館。

色んな想いを込めているバースデイを感慨深く聴いた。

 

そんな気持ちを一気に変えるようにバックの映像ポップに変わる。

タイトルが映し出されたのは『Long Night』
全員拳を振り上げる!

短めにアレンジされ藤井さんの前奏のギターで『センチメンタルカンガルー』

ワンツー!も会場全員揃ってる!

遠くて見えなかったけれどギター12弦?

『LOVE IS HERE』うお~!!!

ギタリスト必聴のメドレーでございました。

 

そして震災後に歌われることがなかった『BIG WAVEやってきた』を久々に。

マイナーとメジャーと転調が不思議なコード感で

だけどサビはキャッチーな岡村靖幸の才能溢れた名曲。

心臓がいくつあっても足りない。最強すぎでは!!!

 

前半最後は『10years』

美里さんも泣きながら歌っていて。。。

泣いてるのに歌だけはしっかり、くもらない声量。

そこがすごいところ。

 

今まで経験がないことだけど、ここで休憩タイムがありまーす。

換気をする時間を設けます。会話も我慢して、口元にバッテンをして

「口はミッフィーちゃんで」(笑)

「ではのちほど~」と10yearsでめっちゃ感動していたのに笑った。

 

後半はバンドのセッションから『My Revolution』へ。

アレンジが難解で何の曲からわからないまま前奏にいって初めてわかるこの曲。

会場との一体感が休憩後とは思えない盛り上がり。

 

そして美里さんの先導でバンマスの奥野さんが前へ。

35周年おめでとうございますの御挨拶から、スペシャルゲストの紹介へ。

「怒髪天の増子直純さんと上原子友康さーん」

 

『ハートに火をつけて~シーズン2~with 怒髪天』
我々も初聴きです!YouTubeで配信されたメイキングでは見ていましたが
シーズン2のVサインを全員でできたことに感動。

そして会場の熱が一気にあがり、増子さんの力強い歌声も美里とバッチリ!

この曲、歌いながら、二人で会話しているようでしたよね。

間奏の上原子さんの超絶ストラトで藤井さんとの別次元ツインギターにもう参ってしまった。

 

MCでは「歌詞の置き方などすごい勉強になった。」

「この言葉のほうが響くとか、そういうのがみさっちゃんよく考えているんだよね。」と増子さん。

1966年同じ丙午で、生まれた時にビートルズが武道館でコンサート、

という数字のミラクルとご縁の繋がりにあらためて美里さんの引きの強さを感じました。

 

そしてなんと『オトナノススメ』も!
『オトナノススメ~35th 愛されSP~』でロックなミュージシャン達大集合で配信されて

美里さんも参加されていましたね。

ミッシェル、綾小路翔さん、ロティカ、ギターウルフのセイジさん、

歌も最高だけど、ギターの音色がそれぞれでまたアレンジもすごい。

ハートに火をつけての「恐れるに足らん」という歌詞はここからきています。

大人はサイコー!大人を信じるな!涙が出てしまった。

 

そんな激アツなステージからスーッと静かなバラードの選曲に驚く。

『オーディナリー・ライフ』

急に気持ちを切り替えるのに必死。

歌詞にも出てくるダリヤの花が映し出される。

真紅のダリヤで美里さんの黄色と赤の切り替えのあるロングジャケットに合っていた。

 

繋がるように『冒険者たち 〜エターナルサンシャイン〜』
今日この日のテーマ。

サビの多重コーラスと演奏が壮大な仕上がりに。

凛として歩もうで背筋が伸びます。

 

次の『eyes』では植田敬治さんと大川直人さんコンビのジャケットが。

まだ10代の美里さん、大きな瞳で困り顔、可愛いんだけど、少年のような雰囲気もあって。

アイドル、アーティスト、男女、色んな枠を取り払った渡辺美里!

という感覚と共に、大人になってさらにeyesの歌詞も響く。

 

『ココロ銀河』では、今年4月に発売された同タイトルの書籍のお話も。

このような状況になる前に書いたので、ツアーも中止になったり、本を出版して良かったと。

そしてまた続編も書いてみたいと仰っていました。

 

このあと『今夜がチャンス』

ロックンロール炸裂!

手拍子からの♪やるなら~今~♪の指さし強め!

元曲は土屋さんの特殊な音のギターだけど、

それに合わせたかのような間奏のギターもたまらなかった。

 

そしてロックなナンバーが続きます。『恋するパンクス』へ。

間奏で竹野さんたちに混じって、なんと怒髪天の増子さん、上原子さん登場!

下手(しもて)から上手(かみて)に移動して終わった!

一瞬なのに贅沢!

いつもは美里さんはこの曲のときは水吹きをするんだけど、やっぱりやめた。

水を口にふくんでそのまま飲んでいました。(この時私思わず息を止めて見守っていました)

 

まだまだ勢いは続き『恋したっていいじゃない』

1番笑ったシーンがあります。

♪目覚まし時計を壊したこともある♪

手で叩き割って足で踏みつけてました(笑)

木っ端微塵でございます。

美里さん根底はパンクでございます。

 

で!『Lovin' you』ですよ皆さん。

このセットリスト、笑ったあとに、バラードが来る仕組みになっております。

秒で気持ちを切り替えないといけない選曲になっております。

横浜アリーナでもそうでしたが、大きな会場にこの曲がぴったり。

個人的に、今年は岡村靖幸さんのツアーも行けていなかったので、

思い出してしまい、嗚咽しそうに。。。

でも本当にココロに染み渡る曲を書いてくれたなぁとあらためて感動。

 

しかし!美里さんはしんみりとは終わらせません!

最後は華やかに盛大にIT'S ALL RIGHT!

映像もポップでキッチュな感じ。

♪ララララ♪の手拍子も最後はハッピーな一体感で終了。

 

メンバー、増子さん、上原子さん、みんな勢ぞろいで、ステージ前へ。

手は繋げないけれど、ココロは繋がっていると美里さん。

メンバー紹介には一人一人に大きな拍手が。

 

歌だけではなく、演奏も、超一流。

2020年の最後に本当に最強のセットリストだった!

そして泣いたし笑った!というどこをとっても飽きさせないステージ。

 

最後美里さん「自粛期間中も孤独と言ったらイヤな言い方だけど、外食も会食もしなかった。」

「ライブができるならどんなことでも耐えられる。」と涙を流した。

そして引き締めの御挨拶も。

「ライブ終わってちょっと一杯とか行かないように。」

「寄り道とかしないでまっすぐおうちに帰ってくださいね。私達のコンサートで証明しましょう。」

「みなさ~ん、元気でいてくださいね。」

 

我慢強さ、そしてプロ意識、

自粛期間も健康管理や歌の練習もを怠っていなかった美里さん。

広い憧れの武道館は圧倒的な歌と演奏で包まれました。

 

大変な状況下、イベントやコンサートを開催してくださったこと、

そしてスタッフの皆さんが、我々ファンを信頼してくださり、

Goサインを出してくださったこと、

深く感謝申し上げます。

美里さんの最後のメッセージをしっかり心に刻み、絆が一層深められるよう、

九段下の駅で、みんなお別れしました。

まだまだ2週間油断はできませんが、美里さんに習い、健康管理を怠らず、

武道館が大成功だったことを証明するのが、ファンとしての役目だと思っています。

 

 

 

渡辺美里 武道館ライブ2020 冒険者たちセットリスト

《前半》

1.虹をみたかい

2.サマータイムブルース

3.すき

4.ここから

5.悲しいね

6.バースデイ

7.Long Night※メドレー

8.センチメンタルカンガルー※メドレー

9.LOVE IS HERE※メドレー

10.BIG WAVEやってきた

11.10years

 

《後半》
~セッション~

12.My Revolution

13.ハートに火をつけて~シーズン2~with 怒髪天

14.オトナノススメ(怒髪天)

15.オーディナリー・ライフ

16.冒険者たち 〜エターナルサンシャイン〜

17.eyes

18.ココロ銀河

19.今夜がチャンス

20.恋するパンクス(間奏で増子さん上原子さん登場)

21.恋したっていいじゃない

22.Lovin' you

23.IT'S ALL RIGHT!

 

Sound Direction&Keyboards:奥野真哉

Guitar:藤井謙二

Bass:井上富雄

Keyboards&Chous:真藤敬利

Sax&Flute:竹野昌邦

Drums:松永俊哉