『ベニスに死す』 | 音楽・映画・スイーツをご提供致します。

音楽・映画・スイーツをご提供致します。

韓国映画、ドラマ、たくさん観たい!
渡辺美里、岡村靖幸、佐野元春、大江千里、EPICで育ちました。

ニュープリント上映
立川シネマシティまで観に行ってきました。
photo:01



過去にも未来にも1番好きな映画です。

マーラーのアダージェットが似合う
絶世の美少年ヴョルンアンドレセン

これほど美を追求した映画はない。

ヴィスコンティ監督が
ヨーロッパ中美少年を探し続け
ビョルンアンドレセンをスカウトした話は有名です。

ビョルンアンドレセンは
美形というだけではなく、
『妖艶』さが漂っている少年です。

男性とか女性とか性別を超越した
私の1番の憧れの美少年。

映画ではセリフも少なく
佇まいと目線、雰囲気だけで
圧倒されてしまいます。

映画の中で教授とピアニストのセリフのやりとりで

美は自然発生するものであり
努力でどうにかなるものではない。

と美意識について
熱く語るシーンがあります。

ビョルンアンドレセン演じる
タジオ

この美しさは作られた美しさでは
決してありません。

天性のものだと思います。

芸術は個人の美意識で作る
ものだと思いますが、
究極の美とは、儚いもの、
だから美しいのだと思います。

是非20代の美を追求してる方々に
観て頂きたい名作です。

言葉を交わすことない
タジオに恋する教授の心のセリフ
是非感じ取って頂きたいのです。