台北 いいトコ無しの臭豆腐 | Story of our…LIFE!

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2017〜2018『Te Araroa』を夫婦で 1895km地点まで歩きました。
ひとり旅が好きな自由な旦那と、その自由さに憧れる私。
この先2人で、どれだけの世界を見れるだろうか。
私達の人生の物語…

台湾ざっくり一周旅

臭豆腐が食べたくて仕方がないのだ!



台湾に来て6日目。

電車とバスで台湾を一周。

旦那の徒歩環島とは雲泥の差の旅。

そんな旦那は台湾を二周。



まだまだ台湾は広い…

もっともっと台湾にいたい!


とりあえず残りの2日間を楽しみます。


台北滞在は2日間。

3日目は朝のフライトなので、正味2日間。


今回は西門に宿をとる。

台湾の原宿と言われるこの場所は、

MRT西門駅の出口を出たとたん、

若者で溢れておりました。


原宿をもう少し広くしたような、渋谷寄りの

わちゃわちゃな街。

小さな街のわちゃわちゃ感とはまた違った雰囲気で、都会だわ…。

あまりにも日本の都会ぽさもあったため、

なかなか写真を撮る気になれず…

後で探してみたら一枚もなかった…


そう、私達は、

もっぱら食べ物ばかり。



台湾、西門町。

若者の街…

そんな街を縫うように、宿を探す。

台北駅から乗り換えて、西門町駅まで行ったけど、十分歩いていける距離だった。



宿について、チェックイン。

『グレードアップしておきましたよ』
なんて言われ、うかれていると、
たしかに、予約していた部屋よりは広いかもしれないけど、窓がない…
窓がない部屋は、息がつまるので好きではないけど、グレードアップ…
してくれたしね…


とりあえず、お昼過ぎてるし、ご飯いこう。

旦那は欲望の赴くままに、お店に入るので、
たまにハズレる。
ここは…
悪くはない。
ただ、お客さんとお店のお姉さんがお話してて、いい雰囲気だったので、お邪魔しちゃったかしらね…

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魯肉飯と、
牛肉麵、
キュウリと人参の漬物。
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後ろの彼がいい雰囲気で話してたお客さん。
たぶん、この近くのお店で働いてて、
お昼休憩に、いつもここにくる。
お店のお姉さんと仲良くなって、
ちょっと好きで、
お姉さんも少し気になる。
ご飯たくさん食べて、
丼のオカズがなくなると、
お姉さんがこっそりオカズを入れてあげる。

そんな関係。
たぶん。



さっきご飯食べたのに、
向かった先は、
あの場所。
台湾と言えばの、あの場所。
意外と遠い、あの場所。

西門からMRT板南線(青)に乗り、
「台北車站」で、MRT淡水信義線に乗り換える。
そこから5駅の「劍潭」まで。
6つめの士林駅で降りたらダメなのに、
それを忘れてしまい、一駅もどる。
前もやってしまった…

台湾と言えば『士林觀光夜市』
毎日こんな活気ある夜市が近くにあったら、
サイコーだろうな…
しっかし、暑い…
日本の梅雨明けのドンと重い、
まとわりつく夏の空気を、
台湾でお先に味っております。

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ご飯を探すより、
『冰』を探す。

前に行ったお店が見当たらない…
しっかり探す前に、干からびそう。

今回、夜市の地下にある、
『美食區』に行ってみたかったので、
その入り口を探す。
よくわからず…
NIKE SHOPのお兄ちゃんに聞く。

士林夜市の奥の方に、
地下へ繋がる階段があった。

階段を下りていくと…
ズラリと飲食店が並ぶ。
百貨店であるような、物産展に来たみたい。
『台湾物産展』
室内屋台がギッシリ。
地下の美食區はお昼から所々営業。
夜市の屋台は18時から。

呼び込みも半端なく、なんなら腕持ってかれそうな勢いのおばちゃん達。


その中で私たちがやっと辿り着けた、
『芒果冰』
ちゃんと氷はミルクかを確認して注文。
ダイナミックに切ったマンゴー。

普段、日本ではドライマンゴーを登山の時に食べたりするけど、
フレッシュなのはなかなか食べない。
だから、ここぞとばかりに、フレッシュマンゴーを食べまくった。
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ん?
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どした?


スプーン二個使い。
欲張りではない…
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まだ時間も早かったので、
お客さんは少ないけど、
それでもどんどんやってくる。
私達が食べ終えた頃、
日本人のお客さんがやってきた。
私達も観光客なのに、
なぜか周りの人がより観光客に思えるのは
何故だろうか…


地下は空調が効いているので、
もちろん一気に寒い。

次は何食べよう…
目にとまるのは、やっぱり『臭豆腐』
席に座り、注文。
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待つ。
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来た!
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見た目が豪華な臭豆腐。
素揚げした臭豆腐にブスっと穴を開け、
そこに、すりおろしニンニクがブっ込まれているスタイル。
パクチーなんかも乗っちゃってる。
怪しい…
なんだかおかしい…
臭豆腐の色が薄い…

ん?
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なんだこの顔…
怪しい…
なんだかおかしい…
まるでオネェ…


そして、この臭豆腐からどことなく伝わる違和感は、“臭くない”という事だった。
臭豆腐の1番のチャームポイントがないのだ。
いいトコ無しの臭豆腐…
例えるなら、

冷たくないカキ氷。
チーズのないチーズバーガー。
舞台が南国の、“北の国から”。

そんな感じ。

これは臭豆腐じゃねぇ!!

「なんか物足りないね…」
と言いながら、
もしかしたら、どこかに“臭”が隠れてるかもしれない…と、鼻をクンクンさせるが、
私達が求めていた、“臭”は、
最後まで鼻を通過しなかった…
もっと、強烈な臭さをまとった臭豆腐が食べたい…

くっさぁー!!
うっま…
あかーん!くっさ…
うまっ…
を私達は求めています。

臭いのはちょっと…という臭豆腐初体験にはもってこいのお店です。
ちゃうか、それじゃクセにならんので、
やっぱり劇的な臭さを初めに味わうべきだ。
ということで、ここはおススメしません。
ごめんなさい。


気を取り直して、地上に上がる。


あ、ここに看板あったのか…
“哺乳室”完備。
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ちょっと遊んでみる。
おにいさん、もう玉ないですよ…
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次は、このお店…
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の、
お隣の、
イカ焼き屋さん。
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お母さんが森三中の大島みたい…
次何食べようか、2周くらい回って、
旦那が、やっぱイカ食べよっかなー。
と、戻ってきました。
(1周目に、お母さんに試食をもらってます。)
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私達は焼きではなく、フライのほう。
味は想像通り。



この後もまだまだぐるぐる夜市を回ります。
そして、この後、
私達が連日ここに来る事になるくらい、夢中になった事に出会うのでした…