おはようございます。
一週間お疲れ様でした。
ゆっくり休んでくださいね。
毎日、朝の通勤ラッシュの中、会社に向かう皆さんは本当にたくましい。
僕はどうしてもあの瞬間を好きになれない。
僕の故郷山形には、地下鉄がない。
電車はあるが、本数がそんなに走っていないので、通勤に使うのはほとんどの人が車だ。
だから通勤ラッシュといっても、大阪のように押し合いのもみくちゃにはならない。
軽い交通渋滞くらいなので、パーソナルスペースを侵害されることなどほとんどない。
もしあるとしたら通勤ラッシュではなく、年に一回の大きな祭りくらいだ。
ある朝(もちろん通勤ラッシュ時)、改札に向かう道を歩いていると、前からくる男性のカバンが僕のみぞおちにぶつかった。
(どんな歩き方をしたらそうなるのか、わからないが・・・。)
僕は「うっ!」と声を出し、その男性のほうを見た。
「あー!すいません!」と来ると思っていたが、こちらのほうを振り返ることもせずに足早に人混みの中に紛れていった。
僕は一瞬パニックになった。
誰も何も気にも留めないということは、「この程度のことは日常茶飯事」ということなのか?
この程度のことで謝ってもらえて当然だと思っている僕の感覚が狂ってるのか?
もしこれが些細なことだったとして、その些細なことを見落としてまで、その男性はいったいこれから何をしにいくのか?
そういえば、今年の初めにこんなことがあった。
JR常盤線で、列車を待っていた一人がめまいを起こしホームに転落。
近くにいた人が非常ボタンを押し、電車は駅の手前数百メートルで非常停止。
なんの被害もなくホームは安堵に包まれた。
たかが非常停止。
10分もすれば再開するだろうと電車に乗って待っていた人たちは、ある一人の男性の行動でその後1時間近くその電車に拘束されることになる。
「大事な会議に遅れちゃう!」
男性はそういって、非常停止中の電車から自力で線路に降り立ち、数百メートルの距離を線路上を歩いて渡った。
その影響で、安全確認等含め、電車が動き出したのは約一時間後。
JR東日本は延べ10万人に影響が出たと報告。
つまりその男性は、「自分一人が大事な会議に遅れないための代償」として、10万人から1時間を奪ったのだ。
この男性をつるしあげたいわけではない。
カバンをぶつけた男性をつるしあげたいわけでもない。
ただ、僕は忘れたくないと思う。
大人の姿を見て、子供が育つということを。
神様
「おいおい、ユウスケくん。まるで自分が聖人にでもなったかのようだな!」
ユウスケくん
「あ、いえいえ。たまにはこういうテイストも悪くないかなと。」
神様
「自分だって、たーくさん人に迷惑をかけて来ただろうに。それはひとまず置いといて、かな?」
ユウスケくん
「あ、いえ、あのー。ブログなんで…いちおうこういうテイストもありかなと…。」
神様
「あーこわいこわい。そうやって自分が調子いい時は人のダメなところを指摘して、あーこわいこわい。お前が生まれてから今までしてきた悪事をぜーんぶ公表してやろうか?」
ユウスケくん
「あ、いえ。それはちょっと…。」
神様
「ミスター滑稽と名付けたいくらいじゃ。それとも、人のあげあしをとるから「アゲアシくん」とかにしようか?毎日新聞の4コマ欄にお前が生まれてから今までしてきた悪事と、そのくせに人様のことを指摘する様子を掲載しようか?おもしろそうじゃの!」
ユウスケくん
「いや、マジで勘弁してください。っていうか本当すいません。調子に乗ってすいません!」
神様
「わかればいいんじゃ。あんまり調子に乗るんじゃないぞ。人には人の事情があるじゃ。」
ユウスケくん
「はい。なんかすんません!失礼します!」
そんなことを考えていると、ふと感謝が込み上げてきた。
通勤ラッシュに悩まされない時間帯に仕事・生活が出来ているのは大切な仲間たちのおかげだ。
僕を信用してくれて仕事を与えてくれる皆さんのおかげだ。
僕は人様に説教できるほど人間出来ているわけではないが、環境は本当に恵まれている。
ありがたい。
大切なことに大切な時間を使えているのは、本当にありがたいことだ。
人生は一度きり、大切なことに大切な時間を使っているという大人だらけの世の中になりますように。そしたらきっと、今よりもずっと素敵な世界になるのにな。
ということで今日は、「素敵な大人になりたいな」といいながらポチ!いつも応援ありがとうございます!
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