何とも言えない

蟠りの中に…いる


逃げたい現実

逃れられない現実

その迫間に…今…私はいる


見上げる…この下弦の月が

夢…なのか…否か

それすら曖昧で

今にさえ…ついては行けない


何処の世界にも属さない

そんな…中に…居るみたいだ



厄介な…のは

嫌では…無い…こと…


海に浮かんでいるみたいに

暗闇の海に…

泣きそうな月と

こうしていたい

切に…

切に願って止まないのに


逃げるわけには…いかないんだ

自身に刃を突き刺してでも…

現実に戻らなければ


負けるわけには…いかない

いかないんだ

でなきゃ

私が…私で…なくなってしまう


自分を…信じて…貫きたい



満天の夜空に輝く星が

夢だとすれば

貴方はどの星を選ぶんだろ



眠らない街で見つけた

唯一の星ならば

迷わず夢を描けるんだろうか



星もない夜空にかけた願いが

幻だと…わかっていても

今でも…

その手を伸ばすのだろうか



夢と今の距離が近ければ

見えるモノも増えてくる

何にも無かったあの頃よりは

躊躇う数も増えてくる


だけど…此所まで…来たんだよ

闇雲では…なく

何処へ向かうべきか

それを見極める場所に

居るんだと…思う


たった…ひとつ

その先に見える未来を

掴む…為に

今は…在るのだと思う




愛に飢えてるはずなのに

愛したい…だなんて

無理をするから

愛されなく…なる



暗い夜道に

降り注がれる

優しい光だけが

今でも…心を

切なく…させる



冷たくなった指先が

温もりを…求めても

悴んだ心までは

見つけられは…しない



言葉になんか…しなくても

こうして感じる…

この想いこそが

偽りなどない…

そう…信じられる

ただ…ひとつの光…なのに



愛したい…だなんて

愛されたい…だなんて

どうしていいのかさえ

わからない…のに

現実に…嘲笑われながら

それでも…

また…こうして…求めている

貴方だけを…探してる