移動平均線の転換点ゴールデンクロス・デッドクロスとは?だましや遅延性の対処方について解説
ゴールデンクロスとは?
移動平均線におけるゴールデンクロスとは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜けることを言います。
一般的に買いサインとして利用され、下降トレンドから上昇トレンドに転換する相場の転換点と言われます。
デッドクロスとは?
移動平均線におけるデッドクロスとは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に突き抜けること言います。
一般的に売りサインとして利用され、上昇トレンドから下降トレンドに転換する相場の転換点と言われます。
ゴールデンクロス、デッドクロスが使われない理由
相場の転換点と言われるゴールデンクロスとデッドクロスですが、クロスした近辺で値動きに振り回されることがあります。
つまり、頻繁にクロスを発生させたり、上下に動きまわったりと、我々を混乱させます。
このような値動きが、「ゴールデンクロス、デッドクロスが使えない!」と言われる理由です。
具体的には、「ダマシにあう」、「サインが出てからでは遅い(遅延性)」の2つです。
ゴールデンクロス、デッドクロスのダマシ、遅延性の対処法
相場の転換点であるゴールデンクロス、デッドクロスが使えないのは、とってももったいないです。
そこで、使うためには、「ダマシにあう」、「サインが出てからでは遅い(遅延性)」という事に対して、対策を講じれば良いのです。
私の場合は、5日移動平均線と25日移動平均線を使っていますが、相場状況によっては、値動きに振り回されます。
そんな時に、5・25日移動平均線よりも長い移動平均線を使ったりして対策します。
移動平均線の期間を短くすると、ゴールデンクロスとデッドクロスのサイン発生回数は増えますが、「ダマシ」となる頻度も多くなります。
反対に、移動平均線の期間を長くすると、ゴールデンクロスとデッドクロスのサイン発生回数は減りますが、「ダマシ」も減ります。
この辺りのバランスは、自分のスタイルと相談です。
また、「遅延性」の対処法として、他のテクニカル指標を使うという手があります。
MACD、RCI、ストキャスティクスがわかりやすく、使いやすいと思います。
異なるテクニカル指標を使うときのコツですが、同じタイミングでサインが出た時にエントリーするというのが良いです。
かなり失敗が減ると思います。
まとめ
2分で理解!移動平均線の転換点ゴールデンクロス・デッドクロスとは?だましや遅延性の対処方について、いかがでしょうか。
相場の転換点と言われるゴールデンクロスとデッドクロスを使わないなんてもったいないです!!
ダマシや遅延性を上手くクリアーしながら、この重要サインを上手く使いこなし、大きな利益につなげていきましょう!
そうそう、移動平均線分析なら、このおススメ記事を読んで、すぐさまパワーアップを!
では、明日もスマートトレードを!!