こんにちは、104サイクルの店主Toshiです。

 

今日も朝から工房にこもり、競技用自転車の整備に没頭しています。

 

いつも通り汗と油にまみれながら、でも今日はちょっと特別な気持ちで作業しています。なぜなら、今、目の前にあるのは競輪選手養成所131期の受験生たちが乗る自転車だからです。

 

彼らの自転車が私の店に持ち込まれるたび、胸が高鳴ります。「104サイクルを選んでくれてありがとう」という感謝の気持ちと同時に、ものすごい責任感が押し寄せてきます。この自転車は、ただの道具じゃない。彼らが1年間、血のにじむような努力を重ねてきた結晶であり、夢への第一歩を支える相棒なんです。

 

競輪選手養成所の試験は、彼らの人生を左右するかもしれない大事な一戦。その舞台で、彼らが全力を出し切れるかどうかは、私の手にかかっていると言っても過言ではありません。「完璧以上のもの」を求められる瞬間です。フレームの微妙な歪み、ホイールの振れ、ギアの噛み合わせ。一つひとつのパーツを、まるで自分の命を預けるかのように丁寧にチェックします。ほんの0.1ミリのズレが、彼らのタイムを、夢を、左右するかもしれない。だから、妥協は許されません。工具を握る手には、いつも以上に力が入ります。

 

これまで何台もの受験生の自転車を仕上げてきました。毎回、自分の技術に自信はあるんです。104サイクルを信頼して自転車を預けてくれる彼らの期待に応えたい。その思いで、夜遅くまで工房にこもることも少なくありません。

 

でも、正直に言うと、どんなに準備を重ねても、作業を終えた瞬間にはいつも一抹の不安がよぎります。「本当にこれで大丈夫か?」「もっと何かできたんじゃないか?」って。そんな不安も、私がこの仕事に本気で向き合っている証拠だと思っています。

 

受験生の皆さん、あなたたちの努力は本当にすごい。1年間、限界を超えて自分を追い込む姿を想像するだけで、頭が下がります。あなたたちが全力を出し切れるよう、私も自分の全力を注ぎます。この自転車が、あなたたちの夢の第一歩をしっかりと支えられるよう、心から願っています。試験の日、スタートラインに立つあなたたちが、104サイクルの自転車で最高の走りを見せてくれることを信じています。頑張れ、131期の受験生!そして、ありがとう。あなたたちの夢を少しでも支えられるこの仕事に、誇りを感じています。

 

104サイクル 児玉利文

 

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