2024年SLカートミーティング神戸シリーズ第2戦リザルト | To The Top !!

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レーシングカートショップ・HEROes1048style代表、柴山俊哉です!経歴としてはレーシングカートを始めとし、フォーミュラーカーレースやスーパー耐久に参戦。現在はカートショップオーナーとして、若手育成やチームメンバーの走行&レースサポートをしています。

2024年SLカートミーティング神戸シリーズ第2戦リザルト
 
SS class
優勝:三宅 右真 選手
第9位:福地 隆之介 選手
第16位:西本 達矢 選手
 
開幕戦からちょうど1ヶ月経ったシリーズ第2戦。
 
レースウィークは土日共に晴れで、ドライコンディションでのレースとなりました。
 
前戦に続きSSクラスは24台エントリーと台数が多く、タイムトライアルでは各々の考える立ち位置でコースインするもあまり上手く進める事が出来ず、右真が3番手、達矢が15番手、隆之介が20番手となりました。
 
予選ヒートでは、右真がヒート序盤の最終コーナーで仕掛けますが一歩届かず。
 
逆にポジションを落としてしまいますが、冷静に取り戻し4番手でチェッカー。
 
ヒート後、前車のペナルティで1つ繰り上がり予選同様に3番手で決勝ヒートをスタート。
 
スタート直後の2コーナーで混戦となり2つポジションを落としますが、そこから1つずつ着実にポジションを上げ開幕に引き続き2連勝を達成。
 
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これまで教え続けて来た、どんな状況となったとしても落ち着いてブレずに自分の走りを遂行出来た事は本当に良かったと思います。
 
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次戦からより一層厳しいレースとなるはずですが、今回までのレース結果を良い方向で自信にし、次戦までにもう一段階パフォーマンスレベルを上げて臨んで欲しいと思います。
 
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隆之介は神戸でのシリーズ戦初参戦。
 
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台数が多いレースの中、しっかりとメンタルをコントロールし【レースをする事】が最大の目標でした。
 
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タイムトライアルでは前日までの自己ベストタイムを更新するも、全車が前日からタイムアップしていた為に20番手。
 
予選ヒートではスタートで3台パスしポジションを上げますが、そこから欲をかいたパッシングがミスとなってしまいポジションダウン。
 
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本人もこの部分がかなり反省点だと理解していたので、ミスではあるのですが今後に繋がる勉強となった良いミスだと言えます。
予選ヒートは18番手でフィニッシュ。
 
決勝ヒートでは、スタート直後の4コーナーで中盤グループの多重クラッシュがありましたが、イン側に立ち位置を取っていたこともあり巻き込まれずクリア。
 
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しかし、その数周後に最終コーナーで前車のアクシデントを回避する事が出来ずに接触。
 
そのまま走行は続ける事が出来ましたが、接触が原因でマシントラブルが発生。
 
うまく走らないマシンをどう運転すれば走るのかを即座に考え実践し、コントロールするのが精一杯のマシンをきっちりチェッカーまで運びました。
 
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結果、前車のペナルティ等が有り目標を立てていた順位より大幅に良い9番手で初のシリーズポイントを獲得する事が出来ました。
 
今回のレースまでに可能な限り練習機会を設け、また多くの失敗や反省、その都度課題に精一杯取り組んだ結果だと思います。
 
内容としてただ単にレースをし終えただけでなく、練習時に取り組んで来た事がレース本番で生かせる形になった事は、チームとしても結果同等以上に喜ばしい事でした。
 
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達矢はタイムトライアルを自身の持つベストタイムから見てもまずまずだったのですが、隆之介同様に全体的なタイムアップも有り順位はそこまで良くなく15番手。
 
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予選ヒートでは、マシンセットを変更して臨んだのが好感触で3つポジションを上げる事に成功。
 
決勝ヒートのスタートでは4コーナーで若干突っ込み過ぎた感が有り混乱に乗じてしまい他車と接触。
 
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順位を落としただけでなく、マシンにもダメージを受けながらのレースとなってしまい16番手でレースを終えました。
 
本人的にはスタートでのジャンプアップを狙った訳ではないはずですが、気持ちが先行してしまう形となり落ち着いてレースを組み立てれなかった事が反省点です。
 
例えスタートでジャンプアップ出来たとしても、根本的な速さが無い限り後方からのドライバーが自身より速かった場合には順位を取り戻される可能性が高く、その順位を無理に守ろうとするあまりリスクを背負う事にもなり、結果として残らない事も多いと思います。
 
スタートする順位や自身の持つパフォーマンスレベルによっては、静観するくらいの攻めない姿勢でオープニングラップをクリアする事も必要になるはずです。
 
スタート1周目でレースが決まってしまうような事がないよう、状況把握・レースの組み立て・メンタルコントロールのレベルを上げてして欲しいと思います。
 
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レースウィークにお手伝いしてくれましたむ~、元哉、三宅さん、西本さん、そして今回も素敵な写真を撮ってくれたXin、ありがとうございました。
 
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