2023年の振り返り

今年は僕自身、沢山の貴重な経験をさせてもらいました。

今思い返すと2月にLuがチームへ加入してくれた事が始まりでした。

初めは日本語でのコミュニケーションが取れないドライバーさんと、どうコミュニケーションを取れば良いのか不安でしたが、僕の拙い片言英語を一生懸命に拾ってくれ、また文明の利器である翻訳アプリの力も借り、Luとのレース活動が始まりました。

チーム内にグローバルな雰囲気をもたらせてくれ、メンバーさんにとっても刺激になったのは言うまでもありません。

そして夏、Luの紹介でHaoxiとHaotianのSLカートミーティングのレースサポートを行う事になりました。

2人とも日本でのカートレースはもちろん、KTエンジン&SLタイヤでの走行は初めてでしたが習熟スピードはかなり早かった事に驚きました。

Haoxiに関してはSLカートミーティングの翌週に行われたRMC瑞浪最終戦のサポート。

レーストラック外での問題が多かったのですが、最終的にはシングルポジション圏内でレースが出来たのは楽しかった思い出の1つです。

もう少しレースだけに集中出来る環境を作る事が出来ていれば、更に面白いレースが出来たのではないかと残念ではありましたが、これを機に僕自身は新しい仕事を頂けるようになりました。

10月のROTAX MAX festivalでは株式会社栄光さんからの依頼でMINI MAXクラスに参戦のJohnを担当。

初のMINIクラスという事で色々と試行錯誤しながらでしたが、貴重な経験をさせてもらいました。

また翌月にはRMC瑞浪市長杯にて、同じく栄光さんからの依頼でJr.MAXクラスのZixuanを担当。

夏のHaoxiで取ったデータを元に、レースウィークを通じて面白いほどに良い方向を向いてレースを進める事が出来ました。

ファイナルラップをトップで通過した際には一瞬勝ちが見えましたが、やはりそこは激戦の瑞浪で甘くはなかったです。

夏以降、日本のカート界で一番盛り上がりを見せている瑞浪で経験を積めた事は僕自身にとっても、そしてそれを持ち帰る事が出来るチームにとっても良かったと思っています。

チームとしてはSLカートミーティングたからづかシリーズを連覇、そしてシリーズランキングトップ3を独占する事が出来ました。

最終的にチャンピオンは右真でしたが、昨年のチャンピオンむーを含めてチームメンバー全員が切磋琢磨してくれた結果です。

遠征レースでは神戸スポーツサーキットで入賞出来たりしましたが、まだまだトップ集団争いに加わるのは難しく、鈴鹿に於いては予選通過がやっとな状況なので引き続きスキルアップの努力がかなり必要です。

今一度、地元たからづかで練習をする意味、レースをする意味というのをチームメンバー全員がより一層深く考え、自分の中に落とし込み2024年を迎えて欲しいと思います。

井の中の蛙となる事の無いようにする為には、常に自分との戦いに挑戦し勝ち続けることが必要です。

常に満足せず、結果もさることながら内容を大切にチーム合言葉【TO THE TOP!】を目指す事は人として必ず成長させるはずだと信じています。

年末年始、少しだけ休憩しまた新年からしっかりと頑張りましょう。

チームメンバーさんのみならず、チームの活動を応援し支えてくれた皆様、本当にありがとうございました。

心から感謝申し上げます。

そして、最後に。