2023年SLカートミーティングたからづかシリーズ第5戦リザルト | To The Top !!

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レーシングカートショップ・HEROes1048style代表、柴山俊哉です!経歴としてはレーシングカートを始めとし、フォーミュラーカーレースやスーパー耐久に参戦。現在はカートショップオーナーとして、若手育成やチームメンバーの走行&レースサポートをしています。

2023年SLカートミーティングたからづかシリーズ第5戦リザルト

SSクラス
優勝:三宅 右真 選手
第3位:今村 駿佑 選手
第6位:福地 隆之介 選手
第7位:西本 達矢 選手



3ヶ月ぶりとなったSLカートミーティングたからづかシリーズ。

第3戦&第4戦はウエットレースとなり、今回の第5戦も前日夜に雨が降り朝方には止むが、路面はハーフウエットの微妙なコンディション。

太陽が顔を出すにつれて路面も一気に乾き出すも、コースの後半セクションは宝塚特有の山影の影響で未だハーフウエット状態。

また後半セクションは路面改修がされておらず、前半セクションとのグリップ差も有り通常のドライコンディションでも走らせ方を変えないといけない難しいコースです。

公式練習では全車ドライタイヤでコースイン。

当チームでは、先週にレインコンディションで1日半走り込んだ達矢が早々に好調を示します。

走りに自信がある気配で、路面状況の変化にも着実に対応出来ていて、練習成果が出ていました。

右真、むー、隆之介は途中スピンをしますが、まずまずのタイムを記録し公式練習を終えます。

1周計測のタイムトライアル、アタック順はゼッケン正順となり隆之介から。

大きなミスは無かったものの、全体の初アタッカーと公式練習でのスピンの不安からか全体的に攻め切れず5番手。

続く好調の達矢から27秒台に入り3番手、右真がトップ、むーが2番手の結果になります。

予選ヒートが始まる頃には完全にドライコンディション。

スタートで出遅れ気味だったポールスタートの右真でしたが、トップを守りそのまま後方との差を広げトップチェッカー。

2番手には3番手スタートだった達矢が上がるも、後方からむーや隆之介、他チームのドライバーさんもチャンスを虎視眈々と狙って来ます。

若干守り気味となった為にペースが上がらず、Tatsuya Nishimotoレーシングスクール状態。

我慢のヒートとなりましたが、練習でも取り組んで内容が成果に現れ2番手でフィニッシュ。

むーは冷静なレース運びで決勝ヒート3番手スタートを選択する事とし、達矢にプレッシャーを掛けつつ後方からのプレッシャーにも耐えチャンピオンらしい走りを見せてくれました。

隆之介は5番手を走行しチャンスを伺いますが、2番手の達矢から5番手の隆之介まで数珠繋ぎの為、なかなか仕掛けるタイミングを掴む事が出来ずに予選ヒートはそのままチェッカー。

決勝ヒートはポール・右真、2番手・達矢、3番手・むー、5番手・隆之介でスタート。

ローリングも一度で決まり迎えた3コーナー、トップの右真はセオリー通りの走りで難無くクリアします。

ここでアクシデント発生。

5番手の隆之介が強引に2番手のむーに仕掛け接触、2台は絡み合う状態になり、その真後ろに居た達矢も巻き込まれる形で当チーム3台がほぼストップ状態になります。

むーは順位を3番手まで戻すも、接触した際にマシンが浮き上がりその後は違和感のある状態でマシンをチェッカーまで運び、なんとか表彰台の一角を得るのが精一杯のレースとなりました。

残念な結果となりましたが、チェーン外れ等で再スタート出来ずにノーポイントに終わらなかった事が不幸中の幸いです。

シリーズ争いは依然トップのままなので、悔しい思いは重々理解出来ますが、早く切り替えて残り2戦の戦い方をチームも一緒にしっかりと考えて準備して行きたいと思います。

3コーナーを無事に通過した右真は自己ベストタイムを更新しながら無事にトップチェッカーでパーフェクトウィンを達成。

2戦を残して逆転シリーズチャンピオンを狙える位置まで上がって来たので、むーとの良いシリーズ争いを期待しています。

6番手でチェッカーとなった隆之介。

レース後、チームメンバーのレースを潰してしまった事に涙しながら猛反省。

隆之介のミスが無ければ、隆之介を含めむー、達矢が今回得た結果より良かったのかもしれませんが、ある意味チーム内で済んだアクシデントなので、今回の失敗を元に成長してくれればと思います。

練習日の段階からステアリングを握ると焦りが見える走りだったので指摘とアドバイスを繰り返していたのですが、本人の中で落とし込めていなかった結果なのでチームとしても責任があると反省しています。

次回の練習からしっかり隆之介本人の中に落とし込み、走りに表れてくるよう引き続き指導していきたいと思います。

好調だった達矢は悔しい入場圏外の7番手フィニッシュ。

決勝ヒートでのアクシデントに自分のポジション取りが悪かったと、他責にする事なく自責の念に駆られていました。

これまでの達矢であれば、その時点で他責にして腐る事も多かったのですが、悔しさを見せながらも既に前を向いている事に大きな成長を感じさせてくれました。

結果としてはもちろん残念でしたが、走りとしてはすごく良かったと思います。

予選ヒートはポジションキープしたいが為に、守りの走りとなってしまったので、ポジションを守りたい場合には攻める走りをする事を指摘。

次戦にはまた一歩強くなった達矢の走りとレースを期待しています。

来週の練習日は翌日からテスト期間に入る為、普段であればお休みですが、達矢本人がどうしても練習日を取りたい為に数週間前からしっかりと学業にも取り組んでいるようです。

学生は学業第一に、しっかりとレース活動との両立を図って欲しいと思います。

それが人生に必ず役立つはずだと信じています。

今回、メカニックを担当してくれたきよぴーと元哉、そしてサポートして下さった石井氏、三宅さん、西本さん、走行写真を撮ってくれたテンシン、ありがとうございました。