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前回の続きです。
しばらく冷戦状態が続いて、家の中にいてもほぼ会話のなかった私たち。
このままではいけないとわかっているけど、仲直りのきっかけが掴めない…
こんな結婚生活を送りたかった訳ではいのです。
仲良く一緒に過ごしていた時期もありました。
今までの喧嘩でも、決して夫から話し合いの場を設けてくれることはありませんでした。
私から切り出さない限り、解決はしない。
少し緊張ましたが
週末の夜、話し合いの場を設けました。
話し合いスタート
「やっぱりこの生活、私は辛い。話すとすぐケンカになっちゃうからできるだけ別々に過ごしていたけど、やっぱり前みたいに仲良く過ごすのは無理なのかな…」
「うん…ユキは俺に対して『愚痴を言わないように』って気を使って話してるんでしょ？」
「そうだね。ネガティブな話は聞きたくないっていうから、気をつけていたつもり。」
「正直、俺もユキはすぐに怒るし、なんで怒っているかわからないようなタイミングの時も多いから、怒らせないように…って気を使っている部分はある」
「お互い気をつかっちゃってるんだね」
「もう前みたいに、っているのは無理かな」
「じゃあ離れて暮らすしかないってこと？お互いに歩み寄るのは無理なの？」
「俺だって楽しく暮らしたいけど、やっぱりフラットでいて欲しいんだよね」
「毎日生活する中で、ずっとフラットな状態を保つのは無理だよ。タカの要求は私にとっては高すぎる」
「そんなに難しいかな？フラットでいてくれるのが俺にとって最低条件なんだよね」
「前の奥さんは常にメンタルフラットだったの？」
「そうだね。」
常にフラットな状態を保つことって、できるものですかね？
私だって毎日何か怒ったり悲しんだりしている訳ではありません。
自分の中ではフラットでいるつもりでも、夫にとっては喜怒哀楽が激しすぎてついていけないようです。
「できるだけ頑張ろうとは思うけど…完璧は求めないでほしい。職場の人に聞いてみて？そんな毎日穏やかでフラットな状態の奥さんがいるかどうか。」
「うん、、多分『男側の理想なんだけどなー、実際は違うよな』っていう話になると思う」
「だよね。多めに見てほしい。じゃないとこれからも一緒に暮らしていくのは無理だよ。」
「俺、気づいたんだけど『一緒に暮らすのは無理』と言いながらも、ユキ側から離婚を切り出すのってこれからも無いんだろなって。」
「だって離婚したい訳ではないから。一緒にやっていきたい気持ちがあるから話し合ってるんだよ。タカは違うの？」
「俺はかなり熟考して物事を決めるタイプだから、俺からも離婚を切り出すことはないね」
熟考した上で離婚の可能性はあるのかな
「だったらまず歩み寄りながら、仲良くやっていこうよ。タカの中で、私に対する想いってカケラも無くなっちゃった？」
「そんなことはないよ。」
ひとまず、冷戦状態はおさまりました
何度同じようなやり取りを繰り返していくのか、、
夫婦ってそんなものですかね？
ひとまず仲直りしてくれてよかったニャ
「ちなみに、寝室はどうする？前みたいに隣で寝る？それとも別々で寝る？」
「…一緒がいい。」
キュン
笑
可愛すぎる
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