信頼 | 少しずつ

少しずつ

いつも後回しにしてた自分のこと
これからは大切にして生きよう
少しずつでいいから


あちこちで目に留まる


「信頼」という文字





わたし、信頼できてないよなぁ








そんな出来ていない自分ばかりを



ずっと見てきた









自分のことも


他者のことも


身の回りで起きることも


世の中で起きることも




信頼できてないよなぁ











そして




そんな信頼できない自分が


出来上がった経緯を


恨んだりした







その経緯さえも


本当のところは


わからない






わたしの思い込みでしかないのか





拗ねて受け取ったものなのか












自分のことが知りたくて




ここ数年は

自分のことに

たくさんの時間を注いできた









キッチンリセットタイム


食器を洗いながら





ふと



えっ?

わたし、信頼していることあるよね






そんなふうに感じた












食器を洗い終え


すぐに


紙とペンを手にして






信頼していますと書き始めた


すでに

わたしが信頼していると感じていること









出てくる出てくる


次々と出てくる




書きながら涙が止まらない





あの時も

この時も…



窮地に追い込まれたと感じた

あの時でさえ



もう生きて行けない

この世界から逃げたいと

もがいた


あの時も






さらには


日常の些細なことまで…










わたし、



信頼してたやん








自分のことも 他者のことも



辛い状況でさえ







信頼してたやん…












もう





何の涙なのかもわからなくなって









途中から



ペンを置いて






ハートに意識を向け


目をとじて



両手を重ねた









人と人は



お互いの学びを尊重し合うことができる








その 他者の学びを


先回りして

良かれとコントロールしようものならば



それは信頼とは かけはなれていく













そんなメッセージを受け取り



手を合わせ

深く頭を下げた








この日常を感じたときに





日々があたたかいと


心とからだが反応するのは




その反対側を


身をもって経験したから
















わたしにとって


「信頼」とは



覚悟、心して挑むもの

と捉えていたところから






安心してその様子をみまもる

任せる





というところへと


シフトし直したことが


勇気のいる一歩となった











「信頼」を知り 学ぶ


そのために




わたしの人生に


いくつも あらわれた



「信頼」が試される場面だったのか









そう思い返すと



あの もがいていた時期や


生きて行けないと絶望した日々が






愛おしく感じる












いまのわたしが振り返って


そう感じるのだから



それでいいのだろう






そして


あたたかさを感じられなくて


苦しさにのまれていた

自分のことも





そっと抱きしめ





また涙する













よく気づいたね


頑張ったね







そんな声が


奥のほうから聴こえてくる









ありがとうございます


よん♡