ラテン語をかじっていると、ショッキングな一つの事実に逢着します。

 

それはラテン語には冠詞がないということです。

 

このことを知ってしまってから僕は「定冠詞と不定冠詞との使い分け云々」という日本人学習者の議論を身を入れて聞いていられません。特に「冠詞の使い分けは難しいんですよ・・」としたり顔でいう奴には以前より冷めた視線を送るようになりました。

 

結局冠詞ってなんのためにあるんでしょう?と思いドイツ語の参考書を漁ると、おおよそ次のような見解が得られるはずです。単語がどういう格か明示してくれる役割がある。

 

ラテン語の単語に冠詞がないのも当然ですね。だってラテン語だとどういう格をとるのかは単語の形を見れば明らかですから。

 

結局冠詞って何であるんでしょう。これは私見ですが、別になくなってもいいんだけど、残っちゃっているから格の特定などの機能を担っているということです。