伝説の洞窟編4
洞窟へと続く道と階段を登り、山の頂上付近に来ると奥深くへと魂を吸い込んでしまいそうな洞窟の入口がぽっかりと開いていた。
その闇の中へ一歩、二歩と足を踏み入れる。
瞬間。
ここまでの旅の疲れはなんの苦でもないものになった。
目を疑う現世と隔離されたような世界が広がっていた。
圧巻なのはそのサイズ感だ。
写真や動画ではやはりなかなか伝わらないだろうが、実際にその場に立って肉眼で見る洞窟の世界は別格だ。
圧倒的な存在感と美しさ。
何万年もかけて積み重なった雫の一滴いってきが、巨大な自然美をそこに築き上げている。
これは人工的には表現できないなと悟ることができる。
この感動と美しさはチームラボでも体感できなかったものだ。
もうまるでゲームの中にでも入ってしまったかのようだ。
ファイナルファンタジーのクリスタルの音楽がよく似合う。
途中ドランゴンみたいな横に伸びた鍾乳石があったので自分と撮ってみた。
この天国の洞窟の英名は『パラダイスケーブ』とよばれているよ。
解説↓
「ティエン・ドゥオン洞窟」は、まるで天国のような美しさ!と形容され「天国の洞窟」と呼ばれています。世界遺産登録を受けて整備が進み、観光客にも一般公開されるようになり、近年では注目度ナンバーワン!
小さな入口からは想像できない全長約31km、高さ約150mに及ぶ大洞窟の壮大さにまず驚きます。その半面、美しい石筍や繊細で多彩な鍾乳石が見られる別世界で、まさに天国の洞窟!内部は遊歩道が整備されていますがとても広く、駐車場と鍾乳洞入口は電動カートを利用しても歩く必要があるので、履きなれた靴を履いていくようにしましょう。