時に、怒りは良い意味での原動力にはなる。
だけど普段、人に当たり散らすような怒りはただの『甘え』に過ぎない。
何故か。
例えば、自分が怒りに震えて目の前にいる人を傷付けたとする。
その相手は誰だろうか?
想像してみてほしい。
それはきっと自分より力が無かったり、反発してこなかったり、何を言っても大丈夫だと思ってる相手だろう。
要するに『甘えられる相手』だということだ。
言いやすい相手には好きに怒ることができるが、そうでない人には何も言えない。
自分より力もあり、権力もある。
或いは触れたら殺されそうなくらいの凶悪犯やテロリストを目の前にして怒ることができるだろうか?
大抵の人はできない。
だって自分が敵わない相手だと認識しているから。
怒りをぶつけることもできない。
子供が親に怒りをぶつけたり、暴れたりするのは、その親に慣れ親しんで安心して怒りをぶつけることができる相手だと思っているから。
自分が怒りをぶつけられたら、それに同調せずに、この人は私に甘えてきてるんだと思っていよう。
自分が怒りそうになったら。
その前に5秒間我慢して、怒る自分の惨めさや情けなさを考えて1度笑ってみよう。
その瞬間子供から大人になれる。
『怒りは甘え』
人や動物や物を傷付けるような怒りは笑いに変えて。
自分から楽しめる人生にしていこう。
明日もまた笑ってやってこうぜ!!