自己分析(自己理解)に

自己分析(自己理解)に

この記事は103と呼ばれるキャリアカウンセラーが運営。発達心理・統計・構造的・社会学的な理論によるアプローチを導入して就職活動や転職活動を支援する社会起業家である。

Amebaでブログを始めよう!
パーソンズ※は「職業選択」という本の中で
「人と職業の適合」という基本原理をもとに、
ロジカルなアプローチを1909年に紹介した。

この理論を用いて自己分析(自己理解)に
取組んでもよい。

パーソンズ3つの仮説
①各個人は、必ずほかの人とは異なる能力、
 キャラクターを持つ。しかもこれらは
 測定可能である。
②個人は、自分の能力・キャラクターに
 最も相応しい職業を選択する。
③個人の能力・キャラクターと職業に
 求められるスキルが一致すればするほど、
 個人の仕事における満足度は高くなる。

この仮説を利用して、
自己分析(自己理解)を進めるのが
「職業相談モデル」である。

ステップ1
 自分自身、適性、能力、興味、資源、限界、
 その他の資源についての明確な理解
ステップ2
 成功するための必須要件や条件、メリット、
 デメリット、報酬、就職の企画、さまざまな
 仕事についての展望に関する知識
ステップ3
 この2つの事実の関連について推論する

どうだろうか。
これまで我流でやっていた自己分析(自己理解)
との違いを感じることができただろうか。

答えは「職業に求められるスキル」という、
第二者が自己分析(自己理解)に介在していることだ。

パーソンズの「職業相談モデル」を利用した
自己分析(自己理解)とは、
  自身が志望する職業や業界に対して
  自分自身は活躍できるかどうか
を分析して言語化することである。

例を挙げてみよう。
今ふたつの職を志望しているとする。
ひとつは金融業界のマーケティング職。
もうひとつは流通業の商品開発職。
それぞれに求められるスキルが異なる。

ということはそれぞれに
自己分析(自己理解)が必要ということである。
かかる時間は倍になるかもしれないが、
ぜひとも取り組みたいところだ。

哲学的な「自分探し」が
就職転職における自己分析(自己理解)ではない。
志望企業に「ありのままの」自分を伝えるのではなく、
志望企業が求める人材であることを伝えること。

これがパーソンズの「職業選択モデル」を利用した
自己分析(自己理解)である。

偉大な学者であるパーソンズが考案したモデル。
このアプローチによる自己分析(自己理解)にも
ぜひ取り組んでもらいたい。


※パーソンズ(Parsons, Frank)