いつも読んでいただいて感謝します。
私たち人間は
「 延命治療を希望するのか 」
「 延命治療を希望しないのか 」
自分の意思で
決定することができます。
けれども
私たちが家族に迎えた
犬や猫は(その他の伴侶動物も)
自分が病気になって
それが重い病気のとき
「 延命治療 」を
望むのでしょうか。
言葉を持たない
この子たちの気持ちは
私たちの気持ちのままです。
私は一度だけ
延命治療をしたことがあります。
まだ8歳と若く
何とか治療してあげたい……
その気持ちでいっぱいでした。
もう紙のように薄く軽くなった
身体に毎日の点滴。
「 まだまだ生きていてね。」
あの頃の私。
獣医師から止められるまで
治療をやめようとは
思いもしませんでした。
もう息も絶え絶えだったのに…
あの時の愛猫は
「 延命治療 」を
望んだのでしょうか。
アインが眠っています。
お腹が上下しているので
静かに
眠っているのが分かります。
アインが
自分の犬生を全うして
自分で決めた時に
空へと還ることを願います。
痛みや苦しみは
取ってあげたい!
ただそれだけの気持ちです。
若い子たちが重い病気になった時
私たちは動揺します。
それはまだまだ【⠀生 】が
残っているのに…と希望を持つからです。
動物医療もとても進んでいますから…
私もムギやりーくんだったら
きっとあらゆる可能性を信じて
治療をするでしょう。
けれどもハイシニアのアインは
あるがままに生きさせてあげたいと
思うのです。
延命治療とは関係の無い世界にいる
生き物たちがいます。
寿命を全うすることの無い
生き物たちです。
いつだったか
思い出せないくらい前のこと。
テレビで
ヒヨコのオスとメスの
選別をものすごく早くできる人がいて
ゲストの人が
「 神ワザだ!」と
賞賛していました。
採卵鶏です。
メスは選別されて
卵を生む機械となり
(採卵鶏は通常の15倍の卵を生むように
品種改良されています。)
数年後には
初めて青い空を見ますが
それは処分されるときなのです。
オスは
その場でゴミ箱 ( あるいはバケツ )
に投げ入れられて
圧死させられます。
いつ死んだのか
まだ下の方で生きているのか
それすらも分かりません。
日本では毎年
1億羽のオスのヒヨコが
生まれて一日以内に命を奪われます。
(世界では65億羽以上)
卵の段階でオスを判別する方法も
研究されていて(ドイツ オランダ イスラエルなど)
フランスの大手スーパーでは
オスを殺さない玉子も販売されています。
アメリカや中米などでも殺処分廃止に
踏み切りました。日本はここでも遅れています。
昔は縁日で
【⠀ヒヨコ釣り 】
というのがありました。
色んな色に染められた
ヒヨコたち。
☆☆ オスのヒヨコは役に立たないから…☆☆
「 生き物を遊びに使うな!」
動物愛護の声を受けて
縁日から消えていきました。
けれどもそれに対して
「 では、生まれて直ぐに
シュレッダーにかけられたり
ゴミ箱で圧死させられるのは
良いのか?」
「 しばらくの間でも
生きられるオスの生きる場を
奪ってしまったのでは?」
そんな意見もあったのです。
生き延びるためなら
けばけばしい色に彩色されて
子どもたちに釣られる
遊びに使われてもいいのでしょうか。
殺されるために
生まれてくる命など
ない方が良いに決まってます。
けれどもこれが日本の現実です。
玉子の値段が高い
私たちはそのことばかり嘆くばかりでなく
玉子のことを
生む鶏の側になって考えてみましょう。
。o♡o。 。o♡o。 。o♡o。 。o♡o。 。o♡o。
全国金魚すくい選手権大会が
今年も夏に行われました。
年間5800万匹が販売されています。
何分間に何匹掬った。
人はみな楽しく
競技として金魚すくいをしますが
狭いプールの中
追い回されて逃げ惑う金魚の
恐怖は大きいでしょう。
ヒヨコ釣りが遊びなら
金魚すくいも
生き物を使った遊びです。
私の住む自治会の夏祭り。
随分前に金魚すくいは無くなり
ヨーヨー釣りになりました。
(アンケートに意見を書きました。)
。o♡o。 。o♡o。 。o♡o。 。o♡o。 。o♡o。
今年初めての秋明菊が開花しました。
夜明けが遅くなってきました。
りーくんを保護してくれたミルキーさん。
昨日子猫さんを保護してくれました。