こんにちは。
渡邉希久子です。
昨日は、ヒトツナの國松佳子さんの企画で
高円寺のぽれやあれさんに
アイルランドの妖精の話を聞きに行きました。
写真の奥にいるのが、妖精の語り部・フェアリードクターの
高畑吉男先生です。
ライアーを弾きながら、妖精の物語をとうとう語り
妖精のおもしろ話を沢山してくださいました。
実際にアイルランドへ行って一ヶ月ほど滞在し
フィールドワークをなさるそうです！
アイルランドは北海道ほどの面積らしいのですが
そのわずかな土地には、妖精にまつわる場所
いわゆる妖精砦と呼ばれているところが4万！もあるそうなんです！
（聞かれた時に多くて100位かと思っていた...）
そんなところをあちこち探訪されている先生の本。
私個人も、ちょっと前に妖精に興味を持ったことがありました。
アイルランドではありませんが
原曲がイギリスの古い民謡ということで
その歌の世界にも「妖精」の話が元となっている
サイモン＆ガーファンクルで有名な「スカボローフェア」
妖精のイメージが、日本では清く可愛い感じですが
あちらの国では魔界を橋渡しする存在でもあることを
この曲から知りました。
パセリ、セージ、ローズマリー＆タイム
この台詞は、魔界に引き込まれないように口にするおまじないなのです。
スカボローフェアの中では、死者の霊に引き込まれないように
と旅人が唱える訳ですが、元になる民謡では
妖精（といっても魔界の存在）の囁きに惑わされないようにという話が
あるそうなのです。
妖精の語り部である高畑先生が、元となるお話のひとつを
語ってくださいました。
先生の語った物語では
なかなか結婚できず、このままでは行かず後家になってしまうと
哀れんでいるお姫様の前に、妖精の騎士が夢で現れます。
妖精の騎士は、無理難題をふっかけて、願いを聞いてくれたら
結婚してもいいよ、と語りかけるという...
お姫さまは、無理よ〜無理無理と言いながら
惑わされてはいけないわ！と
パセリ、セージ、ローズマリー＆タイム
と唱えるのだそうです。
そして朝が来て、また夜になると...を繰り返し
結局、お姫様は行かず後家で終わるという...
そんなお話でした（笑）
そして、これらのハーブは、肉を腐敗させないように使っているもので
当時のスカボローフェアには、処刑場があったことから
ハーブを小さな束にして、感染症にかからないようにしていたという話。
実用的であった訳です。
実際に、ペストがヨーロッパで大流行していた時
感染しないように、と、このようなマスクを被っていた訳ですが
この鳥人間のようなマスクの先にハーブを詰めていたそうです。
画像をこちらからお借りしました
また、アイルランドでは童話が沢山ありますが
書き残されているものよりも口伝が多いそうで
そのほとんどが大人のためのものらしいのです。
アイルランドでは夕飯を終えてから
お気にいりの飲み屋に集うという習慣があるそうで
そこで、妖精の話を語り合うこともあるとか。
ちょっと、怪談話を語る感覚でしょうか。
2時間ほど、先生から熱く語られたお話は大変面白かったです！
また、参加者の方々が色々な事をよくご存知で
民話、童話、神話の話に発展し充実した時間を
ご一緒させていただきました。
お話会が終わった後の
ぽれやあれさんのヴィーガンランチも絶品でしたね〜。
こちら、可愛らしいかぼちゃをいただきました。
これ食べられるのですよ！
妖精の世界の食べ物のようですね
こちらの企画が進行中です。
2021年手帳「こよみの暦」
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2021年手帳企画です！
詳しくは長くなりますので、こちらを参照してください。
高野藤衣さんの手帳の記事
手帳のオプションとして、2021年用に絵を描き下ろし
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また、定番メニューの「魂の望む最高のあなたを描く」の原画と
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この手帳には沢山の魅力あるオプションが提供されてますので
よかったら覗いてみてくださいね。
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こちらの絵がやっと仕上がりました！
こちらはを手帳カバーとしても販売する予定です。
軽やかさと自分を律する心構え。
これからの時代に大切な要素です。
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