死産〜卵巣がん疑惑〜妊活④ | フクモモと猫と人間とのミニマルライフ

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今回は卵巣がん疑惑が出た時の記録になります。


死産から約2ヶ月。

その日はクリスマスでした。

1人で病院に行き、いつも通り内診をしました。

先生の様子が違います。

モニターを見ていて自分でも違和感がありました。

下腹部に痛みはないかと聞かれ、1ヶ月前とはまったく違う物が卵巣にあると言われました。

先生も予想外で今までにないくらい真剣な顔、真剣な声になりました。

診察室に戻り説明を受けました。

・卵巣の腫れだと思われたものは腫れではなかった

・1ヶ月で約8cm位大きくなっている

・悪性なのか良性なのかはまだ分からない

・急激に増大したものだから悪性の可能性もある

・最悪の場合、緊急手術になる

と告げられました。

腫瘍マーカーの検査をしてまた2週間後に診察予約をしました。

先生は最悪の場合の話をしていて、なんともない可能性もあると言っていました。




もしも悪性だったらと検索が止まりません。

「卵巣がん 妊娠」
「卵巣がん 不妊」
「卵巣がん 治療」
「卵巣がん 子宮温存」

押しつぶされそうでした。

すぐに旦那にLINEしました。


もしかしたらもう二度と子どもを産めないかもしれないことや

子宮卵巣卵管を全摘出になるかもしれない

考えても考えてもきりがありません。


病院の前で帰りのバスを待っている時、旦那から電話が来ました。

声を聞いた瞬間、涙が溢れました。

とにかく動揺していて、怖くて、旦那さんの声を聞いた瞬間張り詰めていたものが切れました。

旦那と少し話し、バスに乗り駅まで着くと旦那から「今から帰る」とLINEがありました。

田舎ですので、電車が来るまで1時間半程駅に滞在する予定だったので、駅まで迎えに来てくれることになりました。


少し経つと旦那が電話をくれました。


電話口から「だいじょぶか?」と旦那の涙声が聞こえました。

旦那が到着するまでの間、私もすみっこで泣きました。

旦那もずっと泣いていました。

旦那は3歳の時に実母を亡くしていますし、死産の傷が癒えない状況でこんなことになり、怖かったと思います。

家に帰り2人でたくさん泣きました。

「もし、今後子どもができなくたって、るーさえ生きていてくれればそれでいい」

そう何度も何度も伝えてくれました。