手術をしない決断をした日【全身ガンになったフクロモモンガ】 | フクモモと猫と人間とのミニマルライフ

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これを書いてるのは2022年9月25日(日)7:06
 
 
これはいつ頃更新されてるでしょうか?
 
 
本題ですが、タイトルにもある通り
 
 
昨日(9月24日)、手術をしない決断をしました。
 
 
誰のかと言いますと、末っ子の空さんです。
 
 
一週間前(9月17日)、自宅から少し離れた大きな病院でCT検査をしてもらいました。
 
 
子宮に膿が溜まる子宮蓄膿症の疑いがあったからです。
 
 
そこで手術をする前提で手術の注意点などを聞き見積もりも出してもらいました。
 
 
手術をするのかしないのか
 
本当に子宮蓄膿症なのか
 
 
そんなことを考えながらも
 
 
出来ることがあるならやってあげたい
 
少しでも長く生きてもらいたい
 
 
そう考えていました。
 
 
手術に不安があったものの希望を捨てたわけではありませんでした。
 
 
しかし、自宅に戻り少し気になる点に気づきました。
 
 
それが的中した日
 
 
手術をしない決断をしました。
 
 
昨日、診察室に入るや否や
 
 
「空ちゃんまだ元気ですか」
 
 
(ドキッ)まだ元気です
 
 
あー、これはヤバいのかな
 
 
椅子に腰掛けます
 
 
「かなり危険な状態です」
 
 
やっぱりか、、、
 
 
CTの画像を見せられた時
 
 
腫瘍がある部分に丸が付いていました。
 
 
それだけで全てを悟りました。
 
 
子宮蓄膿症は併発されてるだけであって、根本は子宮に腫瘍があります。
 
それだけだったらまだいいのですが、
 
肺とリンパに転移しています。
 
 
あー、やっぱりか
 
 
覚悟していたからか妙に冷静に聞けました。
 
 
ここまでくると手術するかしないかの話の前に
 
手術自体が先週お話した以上にハイリスクになります。
 
そもそも完治のためではなくQOL向上のためだけの手術になります。
 
また、肺に転移してるとなると麻酔のリスクがかなり高くなります。
 
正直先週のCTよく耐えられたなってレベルです。
 
手術することは可能ですが、空ちゃんが手術に耐えられるかどうかは分からないし、おそらく耐えられない可能性が高いです。
 
 
とのことでした。
 
 
さあ、手術しますか、しませんか?
 
正直ここまでくると半々です。しないって選択する人も多いです。
 
 
そう聞かれて私が答えを言うまでほんの数秒だったと思います。
 
 
手術しない方向で、、、
 
 
涙が溢れ声が震えました。
 
 
そして、涙が1つ流れ落ちるともう我慢できませんでした。
 
 
診察室に入って約15分
 
 
15分前の希望が完全に打ち砕かれました。
 
 
薬の説明をされ、
 
 
今後の注意点として肺が潰されていつ呼吸困難になってもおかしくなく、いつ何が起きてもおかしくない
 
 
そう言われました。
 
 
 
でも、不思議と絶望感だけではありませんでした。
 
 
最後に与えられた時間を大切に過ごしていけるとありがたく感じました。
 
 
それでも、涙は溢れます。
 
 
正直、現実を受け止められてないのかもしれません。
 
少しずつ弱ってきてることを実感してはいますが、
 
まだまだ元気がある空を見てタイムリミットが迫っていることに実感は湧きません。
 
 
それでもちゃんと向き合い前向きに過ごしていきます。
 
 
診察室を出て、お会計を済ませ車に乗ると
 
 
頑張って止めていた涙が溢れ出ました。
 
 
これを書いてる今も涙が止まりません。
 
 
それでも空と最期まで闘います!!!!
 
 
 
 
2022年9月25日