副業が話題になって数年、
「せどり」という語が有名になりましたね。
せどり(競取り、糶取り)とは、「同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人(三省堂 大辞林より)」を指す。古本用語を元にした「掘り出し物を第三者に転売すること。」を指す言葉。 (Wikipediaより)
Wikiでも書いてるけど
そもそも「せどり」ってのは古本業界の用語ってイメージがあるので
転売のことせどりっていう流れにはちょっと違和感があります
個人的なせどりのイメージは、
(申し訳ないけど)狂人です
圧倒的な本の知識と、
自分の足を使って本を探し出す執念
誤植とか、初版とか、落丁とか
そもそもの冊数が少ないとか別名義出版とか
そういうのをワゴンセールの本の中や
棚に埋もれてるのを抜くっていう
古書店主との出し抜き合いをする人ってイメージ
昔、せどりに憧れていたことあったんですけど
古書の知識を得るのがキツイなと思って諦めました。
現代では書籍の製造は昔と比べて格段に進歩しましたし
限定装丁ものやサイン入りとかの取り扱いが主流なんでしょうか?
ネットでの売買もできるようになったし
色々手法も変わってきているんでしょうね。
扱う本も、売り先も変化してそう。
昔は書狂と言うくらいのコレクターもいただろうけど
現在もいるんでしょうか。
とにかく、私としては
「せどり」という語には狂気がセットのイメージなので
ビジネスでの「転売」という語との温度差を感じずにはいられません。
これも時代かぁ
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