昨年5月に新型コロナウイルスは5類に引き下げられ、それまでと感染症法上の扱いが変わりました。自粛を求められる場面がだいぶ少なくなり、行動の自由がだいぶ戻ってきましたね。

とはいえ、「コロナ後」になった実感は「あるようでない」と感じられる方が多いのではないでしょうか?私の周りには比較的そういう方が多いようです。2024年現在でも、やはり「コロナ患者数の増減」を気にしている人が少なくありません。

原因はやはり「国内での収束宣言」がなされていないことなのではないかと私は思います。第一回目の緊急事態宣言発令時に、あの渋谷のスクランブル交差点がガラガラになったことからうかがえた日本人の民度の高さからもわかるように、日本人には「明確な安全宣言」がなされないと真の意味では解放されない方々が多いのでしょう。「国内では収束とします」という宣言が一度でもあれば結構違うのでしょうが、こと新型コロナウイルスに関しては「5類への引き下げ」以降は余り話題にならないままになっています。ここが「コロナ後」を実感しにくい理由であることは疑う余地はなさそうですね。



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