20代の頃、 人並みに 会社に不満を持っていました もっとこうしたら良いのに… もっとこんなやり方もあるのに なんでやってくれないんだ! という感じ 今思えば 若気の至り ですが、 そんな想いを当時の上司に ぶつけたことがあります その時の上司は 私がワーっと話す 本社への要望(クレーム?)を 黙って聞いてくれました そして、 私が一通り言い終わった頃を 見計らってこう言いました 「石原、 石原の言っていることは 俺も正しいと思う だから、その思いを忘れずに これからは 自分が本社の担当だったらどうするか? を考えて行動してごらん。 そうして考えることが 必ず石原の力になるから」 と その時は、 『ふーん。そういうものかな』 ぐらいに受け止めていました。 それから、 その数年後、 本当に石原は本社の担当となり、 支店に対して指針を発信する立場となります そして、 利害関係者と調整を図り、 自分の想いを政策として 現実のものしていくことが いかに難しいかを知ります その時になって初めて 「石原、自分が本社の担当になったつもりで考えろ」 と当時の上司に言われたことの 本当の意味がわかりました 第三者として批判し 要望を言うのではなく、 もし自分がその部門の担当だったら 何を課題とし どうやってその課題を克服するか? 当事者意識を持って考えてごらん そうしなければ 物事は解決していかないよ ということを 当時の上司は私に伝えたかっただろう と思います 今、私は クライアントさんの顧問として活動していますが、 第三者的に 「こんなことをしたらどうですか?」 と提案することは実はあまりなく、 もし、自分がクライアント企業の社長であったなら、 ◆どこを目指すべきか? ◆そのためには何が障害となるのか? ◆どんな戦略を取ればその障害はクリアできるの? といった観点での考えをお話し、 そしてディスカッションをしています。 もし自分が社長であったなら… と考えている以上、 自分が出来もしない荒唐無稽な提案をすることもありませんし、 どこかの受け売りの綺麗事を並べるわけにもいきません この着眼点を持てれば 本気で会社を良くするためにどうすべき考えるようになれます これはどんな場面でも応用でき、 例えば、 政府の批判ばかりをするのではなく、 もし自分が総理大臣だったら… とか、 もし自分がアメリカ大統領だったら… とか、 はたまた もし自分がトヨタの社長なら自動運転となり 車の7割が売れなくなったらどうするのか? などなど こう考えていくと 全てのニュースが自分ごととなり、 ニュースの見方も真剣にならざるを得ないです。 もしあなたが〇〇だったら? ぜひ考えてみてくださいね^_^
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石原尚幸ー絶対倒産しない!『裏経営学』ー